2021年7月29日木曜日

沖縄県立高校運動部主将の自死 部活動顧問の教職員を懲戒免職

沖縄県立高校運動部主将の自死 部活動顧問の教職員を懲戒免職

 

2021年7月29日() 21:33 沖縄テレビ

 

今年1月、県立高校の生徒が部活動の顧問から受けた執拗な叱責などを理由に自ら命を絶った問題で、沖縄県教育委員会はこの顧問を29日付けで懲戒免職としました。

 

県立高校の運動部で主将を務めていた男子生徒が自殺した事について、県教育委員会の第三者チームは「顧問との関係を中心としたストレスの可能性が高い」とする報告書をまとめました。

 

この問題をめぐり県教育委員会は、精神的な負担を与える言葉を用いて叱責する不適切な指導を繰り返し男子生徒が自ら命を絶ったとして、顧問の教職員を29日付けで懲戒免職としたことを発表しました。

 

県教育委員会の金城弘昌教育長は「このような痛ましい事案が二度と繰り返されないよう教員の人権意識の高揚を図り再発防止に努める」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

当該事案について大きな動きがありました。
県教委は加害者を懲戒免職処分としました。
一人の人間を死に追い詰めた行為は殺人に等しいと思います。
しかし、直接に手を下さなかったので刑事処分は難しいですが、
加害者としては下された懲戒処分の重さを感じて欲しいです。
そして、他の教職員の方々も他人事ではなく他山の石としてください。

御遺族の皆様へ
亡くなられた方が生きて還ることはありませんが、
行政として加害者に対して最大の処分を科したことで
この事案を重く評価した店については理解して頂き
御子息様の墓前に報告してください。

2 件のコメント:

  1. 県教委としてはこれが精一杯の処分というところでしょうか…。
    しかしもはや犯罪。
    自分が執拗に責められたなら、どう感じるでしょうね。こういう方は、何も感じないのでしょうけど。

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    1. 雇用者として出来る最も重い懲罰が懲戒免職(懲戒解雇)ですから、これが精一杯ですね。
      犯罪級ではあっても、直接に手を下した訳でもありませんし、日頃から物理的な暴力も無ければ、犯罪としての処罰は無理ですから。
      自分が責められた事が無いので分からないか、「自分なら大丈夫」と大見得を切るか、本当に鈍感で何も感じないか、やはりメンタルがボロボロになるか・・・試してみたいです。

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