2019年2月13日水曜日

消防が職員2人をパワハラで処分

消防が職員2人をパワハラで処分


2019213日(水) 19:45 NHK  

 

稲敷広域消防本部は、41歳の消防士長が部下に対し、暴力を振るうなどのパワーハラスメントを行っていたとして、停職3か月の懲戒処分にしました。

また、59歳の消防署長についてもパワハラを行っていたとして減給の懲戒処分にしました。

 

懲戒処分を受けたのは41歳の男性の消防士長です。

稲敷広域消防本部によりますと、この消防士長は、平成26年度から5年間、少なくとも2人の部下に対し、勤務時間に頭を殴ったり足を蹴ったりしたほか、侮辱的な発言を繰り返したということです。

調査に対し消防士長は「思い当たるところがある。指導のつもりだった」などと話しているということです。

消防本部は、パワハラにあたるとして、消防士長を13日付けで停職3か月の懲戒処分にしました。

消防本部では、このほか、去年1月から8月にかけて、59歳の消防署長が複数の部下に対して侮辱的な発言や大きな声でどなるなどパワハラを行ったとして2か月間、減給10分の1の懲戒処分にしました。

稲敷広域消防本部の澁谷明宏消防長は「住民の信頼を損ね、深くお詫び申し上げます。職員教育の再徹底を図り、ハラスメントの防止に努め住民に対する信頼回復に全力を尽くします」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

41歳の男性の消防士長について
暴力と侮辱発言。先輩によるパワハラ事案の典型です。
頭を殴ったり、足を蹴ったりとのことですが、殴る蹴るは暴力。
決して指導の一環には当たりません。

59歳の消防署長について
ありがちなパワハラ事案ですが、
だからと言って起こして良い訳ではありません。
[怒る]と[叱る]は別物です。
部下のミスに対して叱るのは当然ですが、出来る上司は怒っては駄目です。

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