2019年2月9日土曜日

パワハラ行為で管理職を戒告処分 石巻地区消防本部

パワハラ行為で管理職を戒告処分 石巻地区消防本部


20190209日(土) 河北新報 


 石巻地区消防本部は8日、部下への過剰な叱責(しっせき)や残業の強要といったパワーハラスメント行為をしたとして、管理職の男性職員(55)を戒告の懲戒処分とした。管理監督の立場にいた当時の消防本部次長は文書訓告処分とした。

 同消防本部によると、男性管理職は2016年10月ごろ、部下の男性職員に不適切な発言や叱責を繰り返し、精神的苦痛を与えた。別の部下の男性職員には業務量に配慮せず早期の処理を促し、残業せざるを得ない状況に追い込んだ。

 昨年12月上旬、匿名の告発文が亀山紘石巻市長らに届き、石巻地区広域行政事務組合は弁護士らでつくる第三者委員会を設置し、調査していた。

 報道機関に届けられたほぼ同一とみられる告発文には、男性管理職が部下に対し「腹を切れ」と発言したり、残業中の別の部下に「寝ないでやれ」「おまえに能力がないからだ」などと罵倒したりしたと訴える内容が記されていた。


《カウンセラー松川のコメント》

「部下の不始末は上司の監督不行き届き」このくらいの気概がないと
上司は務まりません。
だからと言って、部下のミスを全て上司が被る必要もありませんが、
業務処理の遅れが全て部下の責任かどうかなのです。
上司はマネージメントもするのですから、部下の進捗状況も把握するべきで、
業務が停滞しているかも把握し、停滞していたら確認と対応をするべきです。
それを単に「仕事が遅い」と叱るだけでは、上司として無能です。
今般の事案は、そんな無能上司が無能をパワハラとして曝け出した案件です。

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