2017年8月22日火曜日

「死ね」「辞めろ」と29人にパワハラ 消防小隊長免職 山口・長門

「死ね」「辞めろ」と29人にパワハラ 消防小隊長免職 山口・長門

 

2017年8月22日(火)18:56 産経新聞

 

 「死ね」「辞めろ」と暴言を吐き、殴るなど部下計29人に対しパワーハラスメント行為をしたとして、山口県長門市は22日、同市消防本部西消防署の男性小隊長(42)を分限免職とした。県警長門署は暴行の疑いもあるとみて調べている。

 

 同市消防本部によると、小隊長は2012年ごろからパワハラ行為を繰り返していたとみられ、被害は小隊長と部下の2人きりでの勤務時に集中していたという。パワハラ被害を受けた職員のうち1人は今年7月末に依願退職した。

 

 大西倉雄市長は「誠に遺憾。消防本部には猛省を求め、不退転の決意で再発防止に取り組むよう指示した」とコメント。市消防本部は退職金が出ない懲戒免職としなかった理由を「小隊長と部下の意見に食い違いがあり、診断書など被害の具体的な証拠がなかったため」と説明している。


《カウンセラー松川のコメント》

29人にもパワハラを働いたとは、人数も驚きですが、
ここまで野放しになっていた事にも驚きです。
更に、パワハラどころか恐喝まで行っていた上に
上司に報告したら「報復する」と脅すとは、
どう考えても真っ当な社会人とは思えません。
2012年頃からパワハラが始まっていたのならば、
5年間も継続されていた訳で、
今日まで上席者の耳に入っていないのも不自然です。
管理職を含め、事なかれ主義で対応していたのでしょうか。

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