2018年3月16日金曜日

徳島・みよし消防本部でパワハラか 40代職員が休職

徳島・みよし消防本部でパワハラか 40代職員が休職


2018年3月16日(金) 徳島新聞

 

 三好市と東みよし町が管轄のみよし広域連合に所属する消防職員の40代男性が、同消防本部の幹部5人によるパワーハラスメントで適応障害になったとして休職していることが15日、分かった。これに対し、同消防本部は「指導の際に説明が足りなかったり事務連絡に不手際があったりしたが、パワハラではない」と否定している。

 男性は、約5年前から幹部によるパワハラを受けてきたと主張。消耗品の購入業務を担当した際、前任者までは3万円未満なら決裁書類が不要だったことから同様に業務を進めたところ、「伺いが必要。何勝手に買いよんや」と叱責され、1万円以上の購入には決裁書類の作成を求められた。

 また昨年10月の部署異動では、通常は新品で用意されるはずの仮眠用布団がなく、他の職員が過去に使用した布団を使うよう指示されたという。

 男性は「他にも数えきれないほど差別的な扱いを受けてきた。嫌がらせが積み重なり、精神的に限界になったと思う」と話している。

 消防本部は男性の休職を受け、加害者とされた幹部5人に対して聞き取りを行った。城尾保消防長は「(男性と)じっくり話をすれば誤解は解ける。明らかな暴言や暴力はなく、現時点ではこれ以上の調査の必要性はない」と話している。

 消防本部はこれまでパワハラの相談があった場合は内部の職員だけで事実認定していたが、連合長部局からの指示を受け3月1日付で内規を改正。連合長部局の職員を含めた苦情処理委員会を設けることにした。20日に初めての委員会を開き、男性への対応を決める。


《カウンセラー松川のコメント》

幹部5人で一人をパワハラ。何と情けない連中でしょう。
しかも消防長の談が「じっくり話をすれば誤解は解ける」とは
能天気極まれりでしょう。
散々幹部連中がパワハラをしておいて「誤解」で済むと思っている。
こんな幹部も無能です。
暴言や暴力だけがパワハラだと勘違いしている様では、
現代社会で管理監督者は務まりません。
消防長を含めて加害者を免職にしない限り、
この組織に明日は無い気がします。

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