2019年1月9日水曜日

上田広域消防のハラスメント 懲戒15人・厳重注意11人

上田広域消防のハラスメント 懲戒15人・厳重注意11人


2019年1月9日(水) 信濃毎日新聞

 

 上田地域広域連合消防本部の職員が開いた飲み会で同僚へのハラスメント行為があった問題で、上田地域広域連合(事務局上田市)は8日、7日付で処分した職員は計26人で、停職や減給といった懲戒処分が15人、厳重注意が11人だったと明らかにした。

 

 同広域連合によると、昨年7〜10月に職員が勤務時間外に参加した飲み会計3回で、同僚へのハラスメントがあった。懲戒処分の内訳は、ハラスメント行為の中心だった消防士男性(32)が停職4カ月、主任の消防士長男性(34)が減給10分の1(6カ月)、消防長、消防次長、係長ら4人(30〜60歳)が減給10分の1(1カ月)、その他9人(24〜57歳)が戒告。

 

 処分は飲み会参加者とその上司らが対象。懲戒処分の15人のうち12人は飲み会の参加者で、他の3人は飲み会には参加しなかった管理責任者。



※ 他社のニュースも掲載いたします

ハラスメント行為で26人処分

 

20190108日(火)18:18 NHK

 

上田地域広域連合は管轄する消防本部の32歳の男性職員が、去年、飲み会の席で同僚に複数回にわたりハラスメント行為を行い、周囲はそれを黙認したなどとして、男性職員と飲み会に同席するなどしていた職員26人を懲戒などの処分としました。

 

 懲戒処分や厳重注意となったのは、上田地域広域連合消防本部に勤務する男性職員あわせて26人です。

 上田地域広域連合によりますと、消防本部では去年7月から10月にかけて3回にわたって行われた職場の懇親会などの飲み会で、32歳の男性職員が同僚に対して複数回にわたりハラスメント行為を行ったということです。

 去年10月、被害者からの訴えを受けて調査したところ事案が明らかになったということで、広域連合は7日付けで、複数回にわたって同僚にハラスメント行為を行った32歳の男性職員を停職4か月の懲戒処分としました。

このほか、34歳の男性職員をハラスメント行為を行ったとして、また上司を含む4人をハラスメントを黙認したとして、それぞれ減給とするなどあわせて15人を懲戒処分としました。

また、11人を厳重注意としました。

 広域連合は「重大な結果を招いた」として複数の職員を懲戒処分などにする一方、プライバシーの保護を理由に被害者の性別やハラスメント行為の内容などを明らかにしていません。

 上田地域広域連合は「非常に重く受け止めている。飲み会のたびにこのようなことが起き、意識が低いと思わざるをえない。徹底的に意識改革を行いたい」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

ハラスメントの内容も被害者も一切伏せられているので分かりません。
今までのハラスメントに関するニュースから
事案内容が伏せられることはありませんでした。
しかし、この事案について被害者保護に慎重となるとすると
加害者が男性である事からも女性に対するセクハラだった可能性が強いです。
「男性同僚の毒牙に掛かった女性」として地域に知られてしまっては
被害者としても不都合ですし、
組織としてもどんな非難を浴びるか分かりません。
また、懲戒処分についても重くする必要もあるでしょう。
その様な双方の思惑から、被害者性別も被害内容も伏せるに至ったと推測出来ます。
ところが、数回に渡って行われている点が腑に落ちません。
この点については狭い地域でもあり、また断り難い状況から
セクハラが度重なっていたとも推測出来ます。
「別に減るものでもないし」そんな軽薄な思想で
周囲も同調したのではないでしょうか?
組織にとっては[臭い物に蓋をする]形で収められて
目出度し目出度しなのではないでしょうか。

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