2019年1月6日日曜日

同僚にセクハラ発言 若葉消防署また不祥事 千葉市

同僚にセクハラ発言 若葉消防署また不祥事 千葉市


20191月6日() 10:52 千葉日報

 

 千葉市消防局の若葉消防署で不祥事が相次いでいる問題で、同僚の女性職員2人にセクハラ発言をしたとして同局が昨年、同署の40代の男性消防司令補を消防長訓戒の処分にしていたことが5日、同局への取材で分かった。公表対象の懲戒処分でないため発表しなかった。同局は不祥事再発防止に向け計画していた服務倫理検討委員会を10日に開催することも明らかにした。

 

 同局によると、消防司令補は昨年職場で、同僚の女性2人に対し、胸のサイズを指摘したり、下着の色を尋ねたりするセクハラ発言をした。同局は「セクハラに当たるが、女性2人が被害感情を抱いていない」として公表の対象となる懲戒処分にはしなかった。

 

 同局が同年11月、別のセクハラ問題で同署員に行った聞き取り調査で発覚。消防司令補は「場を和ませようと思った」と釈明したという。女性職員の1人は同年9月末に退職したが、同局は「セクハラとは関係ない」としている。

 

 処分は同年1130日付。管理監督者として課長ら上司2人も消防長口頭注意などの処分にした。

 

 同署では同年9月に交通違反歴の虚偽報告、11月にセクハラでそれぞれ別の消防士が減給と戒告の処分を受けた。12月には女子高校生に性行為を無理強いしようとしたなどとして消防士が免職になったほか、道交法違反(酒酔い運転)の疑いで消防士が現行犯逮捕されるなど、不祥事が相次いでいた。

 

 同局は今月10日、消防局長を委員長とする検討委を開催。同署長ら幹部職員19人が、不祥事が相次いだ原因の究明と再発防止策の検討に取り組む。


《カウンセラー松川のコメント》

[また不祥事]と書かれてしまう消防署も稀有な存在ですが、
それだけ緩み切った職場だったのでしょう。
ニュースによると犯罪等も相次いだ署で、
上司はどの程度の処分を受けているのでしょうか?
いくら監督不行き届きとは言え、軽い処分では事態の重大さが
体感出来ないのかも知れません。
今般の事案の様に職場で男性が女性に下着の色を質問するのは
質問を受けた者が被害感情を受けていなくても、
周囲の者が不快に思えばそれでもハラスメントは成立します。
この辺りの感覚からしてズレているから、不祥事が続発するのかも知れません。

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