2026年2月13日金曜日

▼能美市長「信頼損ねた」 職員パワハラ自殺、町会連でも謝罪 市役所に

能美市長「信頼損ねた」 職員パワハラ自殺、町会連でも謝罪 市役所に

 

2026年2月13日() 5:00 北國新聞

 

 ●「なぜ公表が遅れたのか」

 

 能美市で昨年10月、市職員が上司からパワーハラスメントを受けて自殺した問題で、井出敏朗市長は12日、市町会連合会の総会に出席し、あらためて謝罪した。「皆さまに大きな不安を与え、市政に対する信頼を損ねた」と深々と頭を下げた。公表した10日の会見以降、市には「なぜ公表が遅れたのか」といった批判や苦情の電話、メールが35件ほど寄せられ、職員が対応に追われている。

 

 「本当に申し訳ございませんでした。信頼回復と職員が安心して働ける職場づくりへ私自らが先頭に立っていきます」

 

 市辰口福祉会館で開かれた会合で、井出市長が謝罪を口にすると、来賓席に座っていた飯田重則副市長、横関達人市教育長も立ち上がり、そろって頭を下げた。会合に同席した市幹部も一様に沈痛な表情を浮かべた。

 

 総会は新年度事業計画などの承認が中心で、出席者からパワハラ事案が話題に上がることはなく、井出市長は懇親会に参加せず、会場を後にした。

 

 市によると、この問題について、12日夕までに電話約20件、メール15件が寄せられている。「公僕としてしっかり対応すべき」「二度と繰り返すべきでない」などといった内容で、批判のほか、市として対応の改善を求める意見もあった。

 

 同日開かれた市議会常任委員会では、横関教育長が冒頭、この問題に触れ「学校でも教職員の心のケアやハラスメントに対し、十分に注意していく」と説明した。

 

  ●時間外申請しづらく、遺書に「嫌味言われ」

 

 市の第三者委員会がまとめた報告書によると、亡くなった市職員は上司から「残業三兄弟」と呼ばれるなどのパワハラを受けていた。昨年4月の時間外勤務は37時間に上った。5月は73時間、6月は14時間とされていたが、本人が訴えていた業務のひっ迫状況などと照らし合わせ、報告書では「勤務実態よりも過少申請されている」としている。

 

 職員の遺書にも「時間外申請が非常にしづらい環境(4月・5月は時間外申請に対して嫌味をたくさん言われており申請する気がなくなった)」などと記されていたという。

 

 この上司は部下の職員らに対し、「時間外を申請しなければいいとあなた方は思っているかもしれないが、残業している間、光熱水費がかかっているからね」とも述べていた。

 

 市は今後、再発防止に向けて全庁でのハラスメント実態調査を実施する。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2月10日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: “残業隠し”を強要し「残業三兄弟」と揶揄 職員自殺で上司のパワハラ認定 石川・能美市
これの続報です。


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