2020年4月1日水曜日

「パワハラ」署長を戒告 職員自殺か、東京消防庁

「パワハラ」署長を戒告 職員自殺か、東京消防庁

 

202041日(水) 11:15 日本経済新聞

 

東京消防庁は1日までに、部下への不適切な指示で職場環境を悪化させたなどとして、牛込消防署(東京・新宿)の前署長の男性消防監(56)を戒告の懲戒処分にした。前署長は331日付で依願退職した。昨年12月に自殺を図って死亡したとみられる同署消防係長の男性消防司令(47)がパワハラを受けていたと投書があり同庁が調査していた。

 

東京消防庁は「不適切な指示があり、職員の死亡に一定の影響があったと推測される」とした一方、「業務の指示を逸脱しておらず、直ちにハラスメントと認定するに至らない」としている。

 

東京消防庁によると、消防司令は昨年1211日に亡くなっているのが発見された。同庁は同26日付で前署長を人事部に異動させ、弁護士の意見を踏まえて調べていた。


《カウンセラー松川のコメント》

「自殺をするのは意思が弱いからだ」
「自殺は精神疾患者の行為」
そんな風潮の時代もありましたが、
パワハラを受けていたとの投書まであった上での調査で
職員の死亡に一定の影響があったと推測しても
ハラスメントと認定しない所に大組織の組織防衛力を感じました。
懲戒処分まで行うもハラスメントは破廉恥なので認めたくないのでしょうね。

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