2026年1月23日金曜日

女性トイレがない、隔日勤務から除外、同僚がセクハラ発言…垂水市消防本部の元女性消防士への不適切な扱いを認定 第三者委が市の調査覆す

女性トイレがない、隔日勤務から除外、同僚がセクハラ発言
…垂水市消防本部の元女性消防士への不適切な扱いを認定
 第三者委が市の調査覆す

 

2026年1月23日() 22:05 南日本新聞

 

 鹿児島県の垂水市消防本部を2023年10月に退職した元女性消防士が、女性に配慮した職場環境の不備や同僚からのハラスメント被害を市に訴えていた問題で市は23日、第三者委員会による調査報告書を公表した。女性用設備の不備や一部ハラスメント、性別による不適切な人事が認定された。消防本部は元同僚を戒告の懲戒処分にしたと同日発表した。

 

 報告書は、元消防士の在職時に女性トイレが設置されていなかったことを「労働安全衛生規則に違反する」と指摘。仮眠室や更衣室の未整備は「適法だが不相当」とした。市民への救急講習後に同僚が「女性の胸の谷間が見える」などと発言したことをセクシュアルハラスメントと認定した。

 

 女性用の仮眠室がないことなどを理由に隔日勤務から外し、現場活動や訓練機会が制限されたことは合理的な理由がなく「性別による不適切な取り扱いに該当する疑いが強い」とした。

 

 松尾智信消防長は「事実を重く受け止め、二度とこのようなことが起こらないよう組織全体で再発防止策を徹底し、信頼回復に努める」とコメント。再発防止に向け、ハラスメントに関する研修や職員の行動規範策定を進めるとした。

 

 元消防士は退職後の24年2月、職場環境の不備やハラスメント、不当な人事を訴える手紙を市に送付。同本部は職員への聞き取りを実施し、同年4月までに「(ハラスメントに該当する事実は)認められなかった」などとする調査結果をまとめた。その後、市は元消防士からの申し出を受け、25年3月に第三者委員会を設置した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ3月17日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 元女性消防士「職場でハラスメント受けた」…市が第三者委員会で究明へ 一度は「事実確認できず」と報告、議会が納得せず 垂水市
これの続報です。
消防本部としては隠蔽したかったのでしょう。
だから、内部調査だけで不祥事を無かったこととて済まそうとしたのが
浮き彫りになりました。
そもそも、女性用の施設が無いのに女性を採用したのが間違いです。
「我が本部は女性にも門戸開放しています」と宣伝したかったのでしょう。
しかし、出来ない事を行なったところで、
「無理を立てれば道理が引っ込む」の例えどおりの事態が起きた訳です。
今も消防本部や署所の中には女性用施設が無い組織も存在しているでしょう。
だからと言って、女性を採用してしまえば、二の舞となるだけです。
十分に気を付けてください。
そして、県や消防庁は、この女性を「"女性採用アドバイザー"にでも起用する」
そんな気構えが欲しいものです。

被害者の方へ
諦めずに行動した結果を得られただけでも不幸中の幸いかと存じます。


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