元女性消防士「職場でハラスメント受けた」…市が第三者委員会で究明へ 一度は「事実確認できず」と報告、議会が納得せず 垂水市
2025年3月17日(月) 21:25 南日本新聞
2023年10月に鹿児島県垂水市消防本部を退職した女性消防士が同僚からのハラスメントを市に訴えていた問題で、市が第三者委員会を立ち上げることが17日、分かった。消防本部などへの聞き取りを進め、内容を審議し事実関係を明らかにする。
第三者委はハラスメント調査を専門とする外部の機関に委託し、有識者3、4人で構成する。同日の市議会最終本会議で、委託費用330万円を計上した補正予算案が可決された。報告書が提出される見込み。市来幸三消防長は「真摯(しんし)に調査に対応し、性別に関係なく長く働いてもらえる環境の整備に努めたい」としている。
市によると、女性は退職後の24年2月に、女性用の仮眠室がないなど女性に配慮した職場環境が整っておらず、当時の同僚からハラスメントを受けたと市に訴えた。同本部は対象の職員に聞き取りをし「(女性が訴えている)事実は確認できなかった」とする調査結果を同年4月中旬までにまとめた。一方、議会では第三者委の設置を求める声が上がっていた。
今年1月6日には女性本人から、在職中に受けたハラスメントを申し出る書面も郵送で届いた。内容は「女性のプライバシーに関わる」として公表されていない。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2024年6月13日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 垂水市消防本部 「女性消防士へのハラスメント確認できず」
これの続報です。
2023年10月に退職されたので、
令和5年4月1日付けの総務省消防庁の公表データでの
消防吏員44名中の女性吏員1名が被害者なのでしょう。
被害者と加害者の証言が不一致なことから、
「セクハラは無かった」と結論付けられた案件。
いよいよ、第三者委員会の設置です。
それにしても、ここまで半年以上も要していたのは、
議会側と行政側での調整でしょうか?
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