京産大、60代男性准教授が学生にセクハラ
停職8カ月の懲戒処分発表 「非常に重く受け止める」
2025年3月25日(火) 9:23 スポーツニッポン
京都産業大学は24日、公式サイトを通じ、60代の男性教員職員が学生に対しセクハラ行為をしたとして、停職8カ月の懲戒処分を下したと発表した。
同学の発表は以下の通り。
学校法人京都産業大学は、教育職員(准教授・60歳代・男性)に対し、3月18日付けで、停職8カ月の懲戒処分を行いました。
今回、同准教授が学生に対して行った行動等は、「セクシュアル・ハラスメントの問題により、法人又は大学の秩序を乱した」に該当(就業規則40条7号)、「法人又は大学の職員としてふさわしくない非行」に該当する(同規則第40条5号)。重ねて「法人及び大学の名誉を重んじ、法人及び大学の職員としての品位を保つこと」との遵守事項(同規則34条1号)及び「法人又は大学の不名誉となるような行為をなす」との禁止事項(同規則第36条1号)に違反した(同規則第40条4号)と判断し、同規則第41条第3号により、8カ月の停職処分としました。
この度は、本学教育職員によるセクシュアル・ハラスメント事案が発生したことにつきまして、被害学生はもとより、本学で学んでいるすべての学生・教職員及び社会に対して心よりお詫びを申し上げます。
本学では、「セクシュアル・ハラスメントの防止及び対応ガイドライン」「人権侵害・ハラスメントの防止及び対応ガイドライン」を定め、セクシュアル・ハラスメントをはじめとした、あらゆる人権問題に対して解決を図るべく努力をしてまいりました。毎年2回の人権教育講演会を実施し、また教員については各学部単位、職員については所属単位での人権研修会を過年度から実施してまいりました。これらの取り組みを毎年行っているにも関わらず、本事案が発生したことは甚だ遺憾であります。
大学は、今回の問題を非常に重く受け止めており、教育現場の秩序と信頼を回復するために、今後の再発防止に向けて、啓発活動を中心に全力で取り組む方針です。
本件に関する行為の詳細や被害者に関する情報については、被害者のプライバシーを侵害したり、被害者に対して二次被害を与えるおそれがあることから、公表を差し控えます。
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