「プライベートに干渉しすぎない」「コミュニケーション活発に」
パワハラ防止、どうしたらいい?
住宅メーカーで社員から役員まで参加のワークショップ
県内でのパワハラ相談は574件
2025年3月14日(金) 16:21 福井放送
職場でのパワハラが社会的に問題となる中、福井市の住宅メーカーで14日、社員を集めた研修会が開かれ、注意すべきポイントなどを話し合いました。
この研修会は職場内でのパワーハラスメントについて社員同士で話し合い、未然に防ぐための対策を考えてもらおうと、福井市の住宅メーカー永和グループが企画したもので、一般社員から役員まで合わせて100人余りが参加しました。
参加者からは「プライベートに干渉しすぎない」とか「コミュニケーションを活発にする」などといった意見が出され、働きやすい職場づくりに向けた行動指針としてまとめられました。
■20代の社員
「年代がバラバラの人たちと会話することが少ないので、こういう場を作ってもらえて実際の仕事で役立てると思う」
ところで福井労働局によりますと、2023年度に県内における職場でのパワハラに関する相談は574件寄せられていて、永和グループでは今回作成した行動指針を職場内に張り出すことで、パワハラの未然防止につなげていきたいとしています。
《カウンセラー松川のコメント》
一企業としての取り組みであっても、
この様に報道される事で他社が良い影響を受けてくれるのを
期待したいものです。
「わが社なら大丈夫」
そんな余裕は机上の空論どころが夢想かも知れません。
経営者や管理職の知らないところでハラスメントが進行している例は
枚挙に暇がありません。
油断大敵です。
「わが社では無理」
やらないとか出来ない言い訳をしたくなるのも分かります。
しかし、言い訳をしていても進歩や発展はありません。
それよりも、無理をしてでも行う事に頭を絞って知恵を出すのが
経営者や幹部の仕事ではありませんか?
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