「セクハラ受けた、見た」68人 教職員行動調査、
大幅減も高校で微増 三重県議会常任委
2025年3月11日(火) 8:00 伊勢新聞
三重県議会は10日、政策企画雇用経済観光、防災県土整備企業、教育警察の各常任委員会を開いた。県教委は県内の中高生を対象に実施した教職員によるわいせつ行為やセクハラの調査結果を公表した。教職員によるセクハラなどを受けたり、見たりしたと答えたのは68人。前年度の137人からは大幅に減少したが、高校では微増した。県教委は「懲戒処分に該当する事案はなかった」としている。
教職員の意識少しずつ変化
<教育警察=喜田健児委員長(6人)>
県教委によると、調査は教員による性暴力防止法の成立を受けて令和3年度から実施。本年度は昨年9―10月にかけて中高生と特別支援学校生の計7万9239人に実施した。
調査結果によると、教員からセクハラなどを受けたり、見聞きしたりしたと答えたのは、中学で前年度比70人減の42人、高校は2人増の24人、特別支援学校では1人減の2人だった。
県教委は生徒や教職員への聞き取りなどから、前年度比49件減の60件を事実と確認した。「頭髪服装指導の際にスカートや顔を触られた」などの事案があったという。
教職員課は「教職員の意識が少しずつ変わってきたことが件数の減少につながっていると考えられる」としつつ「件数は依然として多い。セクハラの根絶に継続して取り組む」としている。
(以下、別案件の記事につき略)
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