南城市長から聞き取り実施
セクハラ疑惑で第三者委 被害訴えの職員からも
5月中旬めどに報告書作成へ 沖縄
2025年3月17日(月) 18:11 琉球新報
古謝景春南城市長のセクハラ疑惑などを受けて設置された、南城市のハラスメントに関する第三者委員会は古謝市長からの聞き取りを実施した。南城市役所内で17日に開いた第6回会合後、委員長の赤嶺真也弁護士が記者会見で明らかにした。第三者委は被害を訴えている複数の職員からの聞き取りもしており、5月中旬めどに報告書をまとめる予定だ。
市長からの聞き取りは、3月上旬に市役所内で約1時間半実施した。
赤嶺委員長は、古謝市長からの聞き取り内容への言及は控えたが、「聞き取り調査を踏まえて、再発防止策や事案解明についての検討をして報告書をまとめる段階に入っている」と語った。
古謝市長をめぐっては、市議会特別委員会が昨年4~5月に実施した職員アンケートで「市長からセクハラを受けた」という回答が9件あった。「キスされた」「胸を触られた」「飲み会で太ももを触られた」の回答がそれぞれ複数寄せられた。一部の職員は、第三者委に直接、「被害」を申告している。
古謝市長は疑惑が表面化した2023年12月以降、「私はセクハラをしていない」と否定。那覇地検が今年2月19日、元市長車運転手の女性に対する強制わいせつ容疑について不起訴処分にすると、「事実が証明され、本当に良かった」と語った。
これに対し、琉球新報の取材に「被害」を証言した複数の職員は「市長がまるで『無実』であるかのようにコメントしているのは許せない」「なかったことにしてほしくない」と話し、第三者委での解明を求めている。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2月14日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼南城市長の聞き取りへ セクハラ問題第三者委員会
これの続報です。
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