男性美術家が女性へのハラスメント認め謝罪
「深くお詫び」女性は「死ね」「失せろ」の暴言受けたと主張
2025年3月2日(日) 21:13 スポーツニッポン
展覧会「150年」で監督を務めるなど活躍している美術家の田中勘太郎氏が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。芸術家の女性への暴言によるハラスメント行為を認めた上で謝罪した。
田中氏を巡っては「150年」展にアーティストとして参加した小野まりえ氏が、田中氏から「死ね」「失せろ」などの暴言を受けたとSNSなどで主張していた。
これを受け、田中氏はXに「さんが訴えている私の暴言によるハラスメントについてご報告いたします」から始まる文書を掲載。
「現在、ハラスメントの専門家の方にご協力いただきながら、小野さんとの対話を通じて謝罪の意を伝え、小野さんにはその謝罪を受け入れていただきました」と報告し、「皆様にはご心配とご迷惑をおかけし、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
一方で「一部で噂されているような身体的な攻撃や、セクシャルハラスメントは一切行っておりません」とセクハラや暴力はなかったと強調した上で「今回の件に関連して、事実と異なる情報や憶測、誹謗中傷などを小野さんを含む関係者に向けて発信されている方々がいらっしゃいますが、そのような行為はお控えいただきますようお願い申し上げます」と呼びかけた。
再発防止策として「ハラスメントの専門家の方々から指導を受け、ハラスメントについての理解を深めております」とし、
ストレスコントロールやアンガーマネジメント講習を受講していることも明かした。
「今回の企画に関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。運営スタッフ、アルバイトの皆様、アーティストの方々が一丸となり、限られた予算と環境の中で最大限の努力を尽くしてくださったことに心から感謝いたします。この度は誠に申し訳ございませんでした」として謝罪した。
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