USBメモリなどを盗み廃棄
不正なログインで受信メールを無断で削除
休暇予定を勝手に取り消し
後輩に嫌がらせをしようと悪質なパワハラを繰り返した県職員が停職処分
2025年3月28日(金) 14:35 テレビ静岡
後輩の職員に対して2年近くパワハラを繰り返した男性主任について、静岡県は停職6カ月の懲戒処分を行いました。
3月28日付で停職6カ月の懲戒処分となったのは浜松土木事務所に所属する男性主任(30)で、2024年7月21日、不正に借り受けた鍵で土木事務所内に侵入し、嫌がらせをする目的で後輩職員が使用していたUSBメモリなどを盗んだうえ廃棄しました。
男性主任は同年11月に建造物侵入及び窃盗容疑で逮捕・起訴され、その後、罰金20万円の略式命令を受けています。
県によると、男性主任は2022年8月から後輩職員に対してパワーハラスメントを繰り返していて、ほかにも自席のパソコンから後輩職員のIDとパスワードを使って不正にログインし、受信メールを無断で削除したほか、所属職員の給与明細を共有フォルダに保存し、後輩職員が保存先を間違えたように偽装した上で「全員に謝るだけでは済まない。仕事には向き不向きがある」という内容のメールを送っていました。。
また、データベースへのアクセス権限を削除したり、起案文書の備考欄に後輩職員を名指しした上で「発達障害」と記載したり、後輩職員の休暇予定を複数回にわたって勝手に削除・変更したりするなど6つの行為がパワハラと認定されています。
パワハラ行為をめぐっては2024年9月に後輩職員から人事課に対して訴えがあり、同年12月に行われた県の聞き取りに対して男性主任が嫌がらせ行為を認めたということです。
【懲戒】後輩職員に対する「パワハラ」や「窃盗」などで
30代県職員の処分を発表(静岡)
2025年3月28日(金) 16:40 静岡第一テレビ
静岡県は、28日、後輩職員にパワハラを行ったうえ窃盗容疑などで逮捕後、罰金の略式命令を受けた県職員の懲戒処分を発表しました。
28日付で、停職6か月の懲戒処分を受けたのは、浜松土木事務所に所属する30歳の男性です。県によりますと、この男性職員は、2024年7月,、不正に借り受けた鍵を使用して職場に侵入し、嫌がらせ目的で後輩で20代の男性職員が使用していたUSBメモリなどを廃棄しました。その後、この男性は、建造物侵入と器物損壊の罪で略式起訴され、浜松簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受け即日罰金を納付したということです。
また、処分を受けた男性職員は、2022年から約2年にわたり、後輩職員に対して嫌がらせなどのパワー・ハラスメント行為を複数回繰り返したということです。県側の聴取に対して一連の行為を認めたうえで、この男性職員は、「今回のことは、人としてやっていけないこと、公務員としての信頼を失墜する行為であり、踏みとどまれなかったことを大変後悔しています」などとコメントしています。
「踏みとどまれず大変後悔」
後輩にパワハラ行為の静岡県職員に停職6か月の懲戒処分
不正に事務所に入りUSBメモリーなどを廃棄
2025年3月28日(金) 20:22 静岡放送
静岡県は3月28日、後輩に嫌がらせを繰り返すパワーハラスメントをしたなどとして浜松土木事務所の30歳の男性職員を停職6か月の懲戒処分にしたと発表しました。男性職員は「踏みとどまれず大変後悔している」などとコメントしているということです。
停職6か月の懲戒処分を受けたのは、浜松土木事務所に勤務する30歳の男性主任です。静岡県によりますと、男性は2024年7月に後輩の20代の男性職員に嫌がらせをする目的で不正に事務所に入り、後輩が使っていたUSBメモリーなどを廃棄したということです。男性は建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕され、その後、建造物侵入と器物損壊の罪で略式起訴され罰金20万円の略式命令を受けました。
また、男性は2022年8月から2024年5月にかけ後輩の男性職員に対して嫌がらせのメールを送ったり、休暇の予定を削除・変更したりするなど計6件のパワハラ行為を繰り返したということです。男性は、「踏みとどまれなかったことを大変後悔しています」などとコメントしているということです。
USBメモリー破棄やメール削除…後輩に嫌がらせ
静岡県、男性主任を停職6カ月 パワハラ6件認定
2025年3月29日(土) 7:45 静岡新聞
静岡県は28日、後輩への嫌がらせ目的で職場に不正に侵入してUSBメモリーを廃棄して立件されたほか、パワーハラスメント6件が認定された浜松土木事務所の男性主任(30)を停職6カ月の懲戒処分とした。
県によると、男性主任は昨年7月の勤務時間外に同事務所に他人の名前を使って侵入し、後輩の20代男性職員が使用していたUSB2本をごみ箱に捨てた。11月に逮捕・送検され、建造物侵入罪と器物損壊罪で罰金20万円の略式命令を受けた。
男性主任は2022年8月から24年5月まで、この後輩に対し、不正ログインしてメールを削除したり、データベースのアクセス権限の削除や付与を繰り返したりした。起案文書の備考欄に「後輩職員は発達障害のため当日は除外」などと虚偽の文言を書き込んだほか、通販カタログを後輩の自宅に送りつけるなどしたという。
県の聴取に男性主任は「仕事に対応してもらえず関係がギクシャクしていた」と嫌がらせを認めた。「人としてやってはいけないこと、公務員の信用を失墜する行為で、踏みとどまれなかったことを後悔している」と述べているという。配置転換して勤務は継続する見通し。
《カウンセラー松川のコメント》
冒頭に掲載したテレビ静岡による報道の見出しが、
一人の所業であることに驚きです。
窃盗・データ改変・メール削除・届出書面の廃棄・罪を被せての叱責
それに加えて、起案文書への不当な書き込み・カタログの送り付け。
もう「犯罪の行商人」と言えるでしょう。
しかも、昨年11月に逮捕・送検され、建造物侵入罪と器物損壊罪で
罰金20万円の略式命令を受けている始末。
人として異常なのですから、社会人失格。
社会人失格ならば公務員としての資質も欠格。
よって、そもそも論として「分限免職」相当のはずです。
しかし、これだけ盛沢山の悪行三昧でも停職6カ月。
やはり公務員は非違行為天国なのでしょう。
再発する可能性は高い気がします。
被害者の方へ
これだけ異常な性格の者と一緒に働いていただけでも
大変でしたでしょうし、凄いとも言えます。
しかし、あれ程の被害に遭ったのに、
加害者が停職6カ月では足りないどころか、軽すぎると思いませんか?
慰謝料の請求をして、加害者に罪の意識を背負ってもらって
構わないと思います。
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