「公務外」取り消し確定 龍ケ崎消防署員死亡 基金側控訴せず 茨城
2025年3月7日(金) 9:00 茨城新聞
龍ケ崎消防署員の宮本竜徳さん=当時(25)=が勤務時間中の訓練後に死亡したのを公務災害と認めないのは違法として、地方公務員災害補償基金(東京都)に「公務外」認定の取り消しを命じた東京地裁判決が確定したことが6日、地裁への取材で分かった。控訴期限までに基金側が控訴しなかった。確定は4日付。
基金の担当者は「総合的に検討し、控訴しなかった」と説明した。基金の茨城県支部が今後、宮本さんの死亡を「公務上」と認定し、補償手続きを進める。
宮本さんの父、洋治さん(70)は判決確定を受け、「控訴してくると思っていたので、胸をなで下ろしている」と話した。
地裁判決では、宮本さんが行っていた訓練について、「アスリート並みの強度だった」とし、医師の見解を踏まえて死亡と因果関係があると判断した。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2月19日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 病気で死亡 龍ケ崎の消防隊員 公務との因果関係認める判決
これの続報です。
真っ当に勤務し、その訓練での死亡。
これを「公務災害ではない」というならば、
「本人の不注意だ」というのでしょうか?
それでは、訓練する他の消防職員は不安であり、
転じて、市民を救助する技術の低下となり、
それは「命の軽視」とも言えます。
基金の賢明な判断に敬意を表します。
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