2025年3月6日木曜日

高島市消防本部の前消防長 パワハラでの懲戒処分が取り消し

高島市消防本部の前消防長 パワハラでの懲戒処分が取り消し

 

2025年3月6日() 19:39 びわ湖放送

 

高島市は、2023年に高島市消防本部の前消防長に行ったパワハラでの懲戒処分などについて、高島市公平委員会が、「事実確認が不適切」として処分取り消しとなったことを発表しました。

 

これは、2年前の2023年5月、高島市は、当時50代の前消防長に対し、部下の職員に差別的な発言をするなど、パワハラとみられる行為があったとして、減給10分の1・1か月の懲戒処分と課長級に降格する処分を行いました。この処分を不服とした前消防長は、2023年8月に高島市公平委員会へ処分の取り消しを求めて審査請求を行い、審査の結果、今年1月に処分を取り消す裁決が出されたということです。

 

市によりますと、高島市公平委員会での審査の結果、

・パワハラと判断する客観的な資料の収集や事実確認が適切かつ十分に行われていない

・「公正の原則」に反する裁量権を逸脱した違法なもの

と判断し、処分を取り消す裁決となったということです。市は、この裁決を受けて未払い分の給与を支払うなど、「公平委員会の裁決を踏まえ、必要な対応をとる」としています。また、前消防長は「この処分によって社会的地位を奪われ、これが報道されたことによって著しく名誉が傷つけられた。市人事課に対しては、名誉回復も含めた適切な措置を迅速に実施することを強く求める。」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2023年5月24日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 市の消防職員3割がハラスメント被害、トップら5人懲戒…コロナ患者搬送の部下に「うつる」発言も
これの続報です。
パワハラ加害者が一転、無実となりました。
ではこの時に報道された内容は、いったい何だったのでしょうか?
読売新聞やNHKは何を根拠に報道し、誤報を流してしまったのでしょうか?
市当局の報道発表を鵜呑みにしての報道なのでしょう。
それでは、市の担当者はどんな調査をしたのでしょうか?
担当者だけでなく、その上席者も決裁しているのですから、
杜撰な調査と言う烙印を押された訳です。
しかし、多くの被害が発生している中で、
きちんと確証も得ないで「パワハラ加害者」と決めつけたなら
それは恐ろしい事とも言えます。
更に、報道されていた被害者は実在しなかったかの様になります。
懲戒処分の根拠が誤っていたのならば、
そけを検証する必要があると思います。


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