「階級に見合った仕事をしろ」威圧的な叱責や仲間外れ
男性警視がパワハラ行為で懲戒処分 山梨県警
2025年3月7日(金) 11:58 テレビ山梨
山梨県警本部は、47歳の男性警視が複数の部下にパワハラ行為を繰り返したとして減給10分の1、6か月の懲戒処分にしました。
減給処分となったのは県警本部の47歳の男性警視です。
県警によりますと、この男性警視は去年4月中旬から6月下旬に部下の男性警部に必要な情報を伝えず職場内で仲間外れにし、「階級に見合った仕事をしろ」などと威圧的に叱責したということです。
また、おととし4月中旬から去年3月までと2017年5月から翌年3月に、それぞれ別の警察官に不適切な言動を繰り返していました。
県警本部はこれらがパワーハラスメントにあたるとし、男性警視を減給10分の1、6か月としました。
なお、男性警視は7日付けで依願退職をしているということです。
「階級に見合った仕事しろ」部下を仲間外れに
“パワハラ警視”が懲戒処分 山梨県警
2025年3月7日(金) 12:29 山梨放送
山梨県警は7日、部下3人に対し職場で仲間はずれにするなどのパワハラ行為を繰り返したとして、県警本部の男性警視(47)を減給6か月(10分の1)の懲戒処分としました。男性警視は7日付で依願退職しました。
県警監察課によりますと、男性警視のパワハラが認定されたのは3人の部下に対する行為です。
まずは去年4月中旬から6月下旬ごろにかけ、40代の男性警部に対して職場内で仲間外れにして仕事を与えなかったほか、「階級に見合った仕事をしろ」と叱責。精神的に圧力や苦痛を受けるような言動を繰り返しました。
続いておととし4月中旬から去年3月上旬ごろにかけ、当時警部だった男性警視が当時20代の男性巡査長に対して職場内で仲間外れにして仕事を与えず無視。また、ほかの職員の前でばかにした言動で笑いものにしたり、人格を否定するような言葉をかけたりしました。
さらに、2017年5月ごろから18年3月ごろにかけ、当時警部だった男性警視が当時20代の男性巡査部長に対して必要な指示を与えず、「やめてしまえ」「お前より仕事ができないものは見たことがない」とののしる行為を繰り返しました。
被害を受けた3人のうち、40代の男性警部が去年6月下旬に所属部署のハラスメント相談員に申告し、調査の過程でほかの2人への事案も発覚しました。
男性警視は県警監察課の聞き取りに対し事実関係を認め、「適切な指導だと考えていた。ハラスメントに対する指導・教養は受けていたが、自分の認識が甘かった。仕事ばかりを優先して配慮が足りなかった点について反省している」と話しているということです。
県警は行為責任と監督責任を問い警察本部の男性警視1人と、行為責任を問い警察本部の男性警部1人の計2人を本部長注意としました。
また、県警の平山大典警務部長は「誠に遺憾であり、被害職員の人格や尊厳などを害するとともに県民の信頼を失墜させたことを深くお詫びします。再発防止の徹底を図り、信頼の回復に努めます」などとするコメントを出しました。
「お前より仕事できない者は見たことない」
警視が“パワハラ”で懲戒処分 山梨県警
2025年3月7日(金) 14:16 テレビ朝日
山梨県警の男性警視(47)が部下3人に対し、パワーハラスメントにあたる言動を繰り返したとして懲戒処分になりました。
山梨県警によりますと、県警本部に務める男性警視は2017年から去年にかけて部下3人に対し、それぞれ別の時期に仕事に必要な指示をせずに職場内で仲間はずれにしました。
また、「辞めてしまえ」「お前より仕事ができない者は見たことない」などとパワーハラスメントにあたる言動を繰り返したということです。
男性警視は県警の聞き取りに対して「適切な指導だと考えていた」「反省している」と話したということです。
山梨県警は減給6カ月の懲戒処分とし、男性警視は今月7日付で依願退職しました。
山梨県警は「警察職員が部下に対し、不適切な言動をしたことは誠に遺憾で、再発防止の徹底を図る」とコメントしています。
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