2025年3月21日金曜日

松前町と伊予市の消防署の副士長ら3人セクハラやパワハラ 被害者は一時休職 減給などの処分【愛媛】

松前町と伊予市の消防署の副士長ら3人セクハラやパワハラ
 被害者は一時休職 減給などの処分【愛媛】

 

2025年3月21日() 11:14 テレビ愛媛

 

愛媛県の伊予消防等事務組合の消防副士長ら3人が、同じ職員にセクハラやパワハラをしたとして減給などの処分を21日に受けました。被害にあった職員は一時休職していました。

 

伊予消防等事務組合は伊予市と松前町、砥部町で作る組織で、本部は伊予消防署に設置されています。

 

事務組合によりますと減給10分の1(1カ月)の処分を受けたのは、松前消防署の消防副士長(30代)2人。戒告処分を伊予消防署の消防士長(30代)が受けました。被害を受けたのはいずれも組合の同一の職員です。

 

松前消防署の消防副士長のうち1人は2023年中、非番の日に性的な言動のセクハラを繰り返し、もう1人は去年3月頃までの約1年の間、勤務時間中や非番の日にセクハラを繰り返したとしています。

 

伊予消防署の消防士長は去年4月頃、職員の体調が万全でないことを知りながら、訓練への参加を強要するパワハラをしたとしています。

 

ハラスメントをしたのはいずれも当時所属した消防署としていて、被害を受けた職員は一時休職していました。

 

この不祥事は被害にあった職員が去年6月にハラスメント調査窓口に訴え、内部調査で事実を認定。3人を処分しました。

 

組合は「住民の信頼を著しく損ねる行為で深くお詫びする。再発防止に努めるとともに綱紀粛正を図り、信頼回復に取り組む」としています。

 


※ 他社のニュースも掲載致します

同職員に対しセクハラやパワハラ行為
…松前と伊予消防署の消防副士長ら3人を減給など懲戒処分

 

2025年3月21日() 15:28 南海放送

 

伊予消防等事務組合は、同じ職員にセクハラやパワハラ行為を行っていたとして3人を減給などの懲戒処分としました。

 

事務組合によりますと、松前消防署の30代の消防副士長2人が、減給10分の1 1か月。伊予消防署の30代の消防士長が戒告の懲戒処分を受けました。

 

消防副士長の1人は2023年の非番の日に、ある職員に対して言葉や行動によるセクハラを繰り返し、もう1人は20233月頃からおよそ1年間、同じ職員に対し執務中や非番の日に、言葉によるセクハラ行為を繰り返していたということです。

 

また消防士長は去年4月頃、職員が体調が良くないことを知りながら訓練への参加を強要していたということです。

 

被害を受けた職員は一時休職しましたが、去年6月ハラスメント調査窓口に訴えて3人の行為が発覚し、事務組合はきょう付けで懲戒処分を行いました。

 

伊予消防等事務組合消防本部の対尾知也消防長は「再発防止に努めるとともに綱紀粛正の徹底を図り、信頼回復に全力で取り組んでいく」などとコメントしています。

 

 

 

伊予消防等事務組合の職員3人をハラスメントで懲戒処分【愛媛】

 

2025年3月21日() 19:46 愛媛朝日テレビ

 

伊予消防等事務組合に所属する消防職員3人が、同僚の職員1人に対してセクハラやパワハラを行っていたとして、減給などの懲戒処分を受けました。

事務組合によりますと、懲戒処分を受けたのは松前消防署の30代の消防副士長2人と伊予消防署の30代の消防士長です。

3人が不適切な行為を行っていたのは、当時、同じ消防署に勤務していた同僚の職員1人で、消防副士長の1人は2023年、非番の日にセクハラ行為にあたる言葉や行動を繰り返し行い、別の消防副士長は2023年3月ごろからの約1年間、執務中や非番の日に言葉によるセクハラ行為を繰り返していたということです。

また消防士長は2024年4月ころ、当時勤務していた消防署で、被害を受けた職員が病気で体調が万全でないことを知りながら、訓練への参加を強要したということです。

被害を受けた職員は一時休職し、2024年6月に事務組合のハラスメント調査窓口に訴えました。

このため事務組合では内部調査を行って事実を認定し、21日付けで松前消防署の30代の消防副士長2人を減給10分の1(1カ月)、伊予消防署の30代の消防士長を戒告の懲戒処分としました。

事務組合では「住民からの信頼を著しく損ねる行為で、深くお詫び申し上げる。綱紀粛正の徹底を図り、信頼回復に全力で取り組む」としています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します

セクハラとパワハラで消防署員3人を懲戒処分 被害者は同一人物【愛媛】

 

2025年3月21日() 20:26 あいテレビ

 

愛媛県伊予市、伊予郡を管轄する伊予消防等事務組合は、21日、同じ1人の消防署員にセクハラやパワハラを行っていた3人の署員を、懲戒処分にしたと発表しました。

 

組合によりますと、減給10分の11か月の処分を受けたのは、いずれも松前消防署に勤務する30代の消防副士長2人、戒告処分を受けたのが、伊予消防署に勤務する30代の消防士長です。

 

1人目の消防副士長は、おととしの非番日、同僚署員に対しセクハラの言動を繰り返し、2人目の消防副士長は、おととし3月頃からおよそ1年間にわたり、勤務中や非番日にセクハラ発言を繰り返していたということです。

 

そして、消防士長は去年4月頃、署員の体調不良が分かっていたにも関わらず、訓練の参加を強要したパワハラを行ったということです。

 

被害者は同一人物で、去年6月頃、ハラスメント調査窓口に相談したことで事態が発覚したということです。

 

組合は「再発防止に努めるとともに、綱紀粛正の徹底を図り、信頼回復に全力で取り組む」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2024年10月20日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 【独自】伊予消防でパワハラ・セクハラ横行か 女性消防士の半数被害の可能性(愛媛)
これの続報でしょうか?
「複数の者が一人を攻撃する」
こんな卑劣極まる行為が継続していたとは情けない限りです。
しかも、被害者は休職に至るほどの症状なのに
加害者3人は減給10分の1を1か月や戒告で済まさせれてしまいます。
このことからも分かるとおり、
未だにハラスメントは被害者の「やられ損」な面が大きいです。
「故意のハラスメント加害者に対しては一罰百戒」の姿勢が無い限り
これからもハラスメントの抑止さえ難しいでしょう。

被害者の方へ
本当に辛く、先行きの見えない苦難の日々だったことが分かります。
よく耐えられたと思います。
そして、被害に遭っていることを相談窓口に伝えた勇気も素晴らしいです。
被害者としての辛さを体験されたのは負の部分ですが、
それを災害被害者への寄り添いに活かしていただければ
素晴らしい消防職員に成長出来るとと思います。

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