【独自】伊予消防でパワハラ・セクハラ横行か
女性消防士の半数被害の可能性(愛媛)
2024年10月20日(日) 5:00 愛媛新聞
伊予消防等事務組合消防本部(伊予市、松前町、砥部町)で、2022年から3年間に女性2人を含む消防士6人が上司や同僚からパワハラ、セクハラを受けた疑いがあり、3人が病気休職していたことが19日までに、消防本部への取材で分かった。消防本部は女性1人の事案を調査しており「事実と確認されれば関係者の処分を検討する」としている。複数の関係者によると6人は20~40代。
《カウンセラー松川のコメント》
当該消防本部は今年4月1日現在で1本部3署3出張所、職員156名の規模です。
総務省消防庁の資料ですと、令和5年4月1日現在で女性職員は6名とのこと。
2022年(令和4年)から3年間だと2024年なので、
要するに「2022年から現在まで」とのことなのでしょう。
そして、6人がハラスメントの被害に遭い、3人が病気休職。
約4%の職員が被害に遭い、約2%の職員がハラスメント被害で休職中。
低い数値とは言えないでしょう。
また、女性職員が6名なので、令和4年に女性職員が存在していれば、
被害者が半数以上どころか全員女性の可能性もあります。
見出しでは「横行」と表現されているので、
新聞社は内情を把握している可能性もあります。
消防本部は女性1人の事案を調査しているとのことなので、
この事案が悪質なのかも知れません。
しかし、休職者が3名に及んでいるのですから、
少なくてもこの3名の事案については確実に調査をするべきだと思います。
勿論、休職に至らない職員の事案について調査するのも当然ではあります。
被害者の皆様へ
職場も大きくなく、生活圏も同じであるならば、
勤務以外でも加害者との接点が生まれてしまうかも知れませんね。
そうなると逆恨みを危惧して、正直な被害申告も難しい気持ちはあるでしょう。
しかしながら、ここで加害行為を逃がしてしまうと、
今後も被害者が増える可能性は大ですので、
皆さんが勇気を持って「悪いことは悪い」と明言してください。
心身の負担も大きいかも知れませんが、
職場環境悪化防止は皆さんの力に託されているとも言えます。
0 件のコメント:
コメントを投稿