ワサビを無理やり食べさせて急性胃炎に
自衛隊員が停職1カ月の懲戒処分【長崎】
2024年10月29日(火) 11:39 テレビ長崎
部下に無理やりワサビを食べさせたとして、陸上自衛隊は30代の男性隊員を停職1カ月の懲戒処分としました。
停職1カ月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊大村駐屯地にある第16普通科連隊の30代の2等陸尉の男性です。
大村駐屯地によりますと、この2等陸尉は2021年11月、訓練中に部下の隊員にワサビを食べさせる暴行をしました。
部下の隊員は急性胃炎を発症し、全治5日の診断を受けています。
2等陸尉は部下の隊員が教育中に居眠りをしていたことから、眠気を覚ますためワサビを食べさせたということで、「深く反省している」と話しているということです。
第16普通科連隊長の土肥崇紀1等陸佐は、「本事案を深く受け止め教育・指導を徹底し、更なる指導に務めていく」とコメントしています。
「眠気が覚めると思った」
居眠りした部下に《わさび》30代自衛隊員を懲戒処分
部下は急性胃炎に【長崎・大村駐屯地】
2024年10月29日(火) 11:53 長崎放送
自衛隊は、教育中に居眠りをしていた隊員に「わさび」を食べさせる暴行を加えた30代の2等陸尉を、29日付で停職1カ月の処分としました。
処分を受けたのは、長崎県大村市にある陸上自衛大村駐屯地第16普通科連隊に所属する30代の2等陸尉です。
大村駐屯地によりますと、2等陸尉は3年前の2021年11月1日駐屯地内で、座学の教育中に居眠りをしていた部下の隊員に、「わさび」を食べさせる暴行を加えたということです。
食べさせられた隊員はその場で病院に搬送され、全治5日を要する「急性胃炎」と診断されたということです。
隊員はその日のうちに所属部隊に報告しており、駐屯地では自衛隊法に基づき、29日付けで2等陸尉を停職一か月の処分としました。
処分までにおよそ3年かかった理由について、駐屯地では「調査と手続きのため」と説明しています。
2等陸尉は「口に入れたら眠気が覚めると思った」などと話しているほか、処分にあたっては「深く反省しています」と話しているということです。
第16普通科連隊長の土肥崇紀1等陸佐は「本事案を深く受け止め、教育指導を徹底する」などとコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
報道では「パワハラ」の単語は一つも現れていません。
そして、被害者は急性胃炎ですから、これはもう傷害事件です。
しかし、この様な事件が起きていることを記録するため、
パワハラ事案として計上致しました。
それにしても、発生が2021年11月1日で、懲戒処分は2024年10月29日。
ほぼ3年を要しての懲戒処分、調査と手続きに要したそうですが、
完全犯罪を暴いたのか、冤罪とならぬ様に徹底した調査をしたのか。
どちらにしても、対応が遅すぎると思います。
被害者の方へ
なかなか終結しない傷害事件。
しかし、待った甲斐がありましたね。
加害者は停職1か月とのこと。
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