違法労働 2023年度・残業月225時間も
鹿児島労働局が89事業所に是正勧告
2024年10月16日(水) 12:09 鹿児島テレビ
鹿児島労働局は2023年度、長時間労働が疑われる県内の事業所を調査した結果、残業が最長、月225時間にのぼるなど、89の事業所で違法な時間外労働を確認したと発表しました。
鹿児島労働局は、2023年度、勤務する人やその家族、関係者の通報や情報提供をもとに、長時間労働が疑われる県内163の事業所に対して立ち入り調査を行いました。
その結果、89の事業所で労働者と使用者の取り決めを超えるなど、労働基準法に違反した時間外労働が確認され、是正を勧告したということです。
そのうち最も残業時間が長かった人は、月225時間にのぼったということです。
違反があった事業所で月の残業時間が100時間を超える従業員がいたのは、34事業所、150時間を超えたのが8事業所、となっています。
鹿児島労働局では、11月「過重労働解消キャンペーン」を行い、期間中、県内の事業所に対して重点的な監督指導を行うことにしています。
《カウンセラー松川のコメント》
違法な長時間労働は疲労回復の時間が足りなく、
メンタルヘルス不調の原因にもなります。
監督官庁である労働基準監督署も人手不足とは思いますが、
労働者の健康を守る為にも、
この様な違法長時間労働の対応を精力的に継続して欲しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿