関市長のパワハラを調査する第三者委員会が初会合
職員の記名アンケートや聞き取り
市長の聞き取りにむけスケジュールなどを確認 鹿角市
2024年10月11日(金) 18:08 秋田放送
鹿角市の関厚市長の言動がパワハラ=パワーハラスメントにあたるかどうかを調べる第三者委員会の初会合が開かれました。委員会は今後、関市長と職員の双方から聞き取りを行いますが調査の取りまとめは、市が求めていた12月よりも遅れる見通しです。
鹿角市が設置した第三者委員会は弁護士3人で構成されています。鹿角市役所で11日、初会合が開かれ、冒頭部分を除き、非公開で行われました。
鹿角市の関市長をめぐっては、7月に職員に無記名のアンケートをしたところ、回答した257人の約3割にあたる75人が「パワハラを受けた」あるいは「受けてはいないが目撃した」と答えました。これを受け関市長は、「つらい思いをせてしまった」などと謝罪しましたが、自らの言動がパワハラにあたるかどうかは第三者委員会の調査にゆだねる考えを示していました。
初会合では、今後の調査の進め方やスケジュールなどが確認されました。来週中にも、今度は実名で職員にアンケートを行います。協力が得られる職員からは直接、聞き取りを行うほか、音声データや書類などの提出も求めます。委員会は、関市長からも直接聞き取りを行い、双方の説明などをもとにパワハラにあたるかどうかを判断することにしています。
第三者委員会
山口謙治委員長
「私たちとしては、事実関係というか、ご本人たちの説明と資料とにきちんと向き合いながら結論を出していくことが求められていると思いますので、それに全力をつくすということだろうと思います。」
調査について、山口謙治委員長は「一定の時間はかからざるを得ないだろう」と述べ、市が求めていた12月までに結果を取りまとめることは難しいとの認識を示しました。
鹿角市長パワハラ疑惑 職員対象に記名式での調査実施へ
「第三者調査委員会」初会合 秋田
2024年10月11日(金) 19:41 秋田テレビ
秋田県鹿角市の関厚市長の言動がパワーハラスメントに当たるかどうかを調べる第三者調査委員会の初会合が11日、鹿角市役所で開かれた。近く職員を対象に、氏名を記入した上でのアンケート調査が実施される。
鹿角市では、関市長の言動にパワハラを疑う発言があったと市の幹部職員が指摘し、職員に対する調査が実施された。その結果、3割ほどがパワハラを「受けた」あるいは「見た」と回答した。
第三者調査委員会の委員は弁護士3人で、11日の初会合は非公開で進められた。日程や実態調査の内容などが話し合われたという。
終了後に取材に応じた委員長を務める山口謙治弁護士は、近く職員を対象としたアンケート調査を実施することを明かした。調査は、氏名を記入した上で、パワハラを受けたかどうか、委員からの聞き取り調査に協力できるか、などを問う予定だ。
山口委員長は「事実関係というか本人たちの説明と、資料にきちんと向き合いながら結論を出していくことが求められていると思うので、全力を尽くす」と話した。
市は当初、調査結果を12月に公表したいとしていたが、山口委員長は、職員や関市長に対する聞き取り調査を踏まえると「難しい」との認識を示した。
次回の委員会は11月1日に開かれる予定。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ9月20日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼関市長のパワハラ調査へ 「第三者委員会」設置費用含む補正予算案を可決 秋田・鹿角市 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
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