2024年10月24日木曜日

大野城市が職員間のハラスメントを調査する第三者委員会を設置  市長「パワハラに該当する申し出はない」 福岡

大野城市が職員間のハラスメントを調査する第三者委員会を設置
 市長「パワハラに該当する申し出はない」 福岡

 

2024年10月24日() 19:25 福岡放送

 

福岡県大野城市は24日、職員間で起きたと指摘されるハラスメント事案を調査するため、第三者委員会を設置しました。

 

大野城市では、2020年からの5年間で、あわせて60人の職員が精神的な不調を訴えて休職しています。このうち42人は復職しているということですが、一部の市議会議員が「職員間のパワハラ」を指摘し、防止などを求めた要望書を市長に提出していました。

 

これを受け、大野城市は弁護士3人で構成される第三者委員会を設置し、24日、委員に委嘱状を交付しました。

 

井本宗司市長は席上「市にはパワハラに該当する申し出はないが、議員の要望もあり委員会を設置した。公平かつ中立な観点から調査をお願いしたい」と述べました。

 

第三者委員会は今後、調査の方法や対象を検討した上で、ハラスメントの有無についての調査結果を来年3月までにまとめることにしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

5年間で職員60人が休職・休暇
 ハラスメントをを調査する委員会始まる 福岡・大野城市

 

2024年10月24日() 19:00 TVQ九州放送

 

記者

「5年間で延べ60人の職員が精神的な不調を理由に休暇や休職をしていることが分かった大野城市。原因を調査する第三者委員会が始まりました。真相の究明にいたるのでしょうか」

 

大野城市役所で開かれた第三者委員会の第1回調査。委員に選出された弁護士など3人に井本宗司市長が委嘱状を手渡し、2025年3月をめどに調査結果の報告を希望すると述べました。約1000人が働く大野城市では、5年間で延べ60人の職員が精神的な不調を理由に休職したり 病気休暇を取得したりしています。この問題について大野城市は「その要因はさまざま」としている一方、一部の市議会議員などから、毛利伸彦 副市長によるパワハラが原因ではないかとの指摘が挙がっています。毛利副市長は「声が大きくなるなど厳しく指導することはあったと思う」としながら、指摘されている、机をたたくなどの威圧的な行為や業務の目的を逸脱した指導などについては否定しています。

 

 

 

5年間で職員60人が精神的不調で休暇・休職
 大野城市にハラスメント第三者委員会設置
 副市長によるパワハラ指摘も 来年3月まで調査 福岡県

 

2024年10月24日() 15:01 テレビ西日本

 

福岡県大野城市で、精神的な不調を訴え休職などする職員が相次いでいる問題を受け、24日、調査のための第三者委員会が立ち上げられました。

 

大野城市は24日、職員へのハラスメントについて調査する第三者委員会を立ち上げ、井本宗司市長から3人の委員に委嘱状が手渡されました。

 

◆大野城市 井本宗司 市長

「委員の皆様には、公平かつ中立な観点から調査をお願いしたいと思います」

 

大野城市では、2020年からの5年間に、のべ60人の職員が精神的な不調で病気休暇を取ったり休職したりしています。

 

一部の市議会議員からは、副市長によるパワハラを指摘する声も上がる中、第三者委員会では今後、職場全体に問題がなかったかなど、来年3月まで調査する予定です。




精神的な問題で病気休暇・休職が延べ60
福岡県大野城市のハラスメント調査へ第三者委員会設置

 

2024年10月25日() 11:38 読売新聞

 

 福岡県大野城市役所のハラスメント事案について調査する第三者委員会が24日、設置された。

 

 同市では、一部の市議が6月定例会で、毛利伸彦副市長の市職員への言動がパワーハラスメントに当たるのではないかと指摘。複数の市議が、全職員を対象に第三者委による調査を行うよう求める要望書を井本宗司市長に提出した。市は7月、精神的な問題で病気休暇・休職した正規職員が過去5年間で延べ60人に上ることを明らかにした。

 

 この日は市役所で初会合があり、井本市長は「現時点ではパワハラに該当する具体的な相談、申し入れはない。公平かつ中立な観点で調査をお願いしたい」と述べ、弁護士3人に委嘱状を手渡した。協議は非公開で行われ、今後の調査の対象や方法について話し合ったという。


《カウンセラー松川のコメント》

令和4年4月1日現在で449人の職員数です。
平成31年4月1日から450人程度なので、
延べ人数からの計算ですが約13%の職員が精神的な不調により休んでいます。
1割以上の職員ですから、この数値は大きいと感じるべきでしょう。
休んだ全ての者が同一者によるハラスメント被害かは分かりませんが、
原因を解明して健全な職場環境を築いて欲しいです。

被害者の皆様へ
職場内の問題で精神的な負担が過重であるのは
もったいないことです。
問題の解決に向けて職場を上げる必要がありますので、
皆様も辛い経験を思い出すのは大変かも知れませんが協力をして頂いて
健全な職場に改善して行きましょう。


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