市長選挙へ立候補表明した市議に、
所属会派が「相談なかった」と撤回勧める
議会が「ハラスメント」と認定
2024年10月2日(水) 14:02 新潟日報
糸魚川市議会は9月27日、来年4月の市長選に出馬表明した伊藤麗市議に対し、所属していた会派「清新クラブ」が立候補撤回を勧める文書を渡したことはハラスメントに当たると結論付けた。議会として清新クラブの3人に指導や助言を行う。
ことし5月に市長選への立候補を表明した伊藤氏に対し、清新クラブは6月、「相談がなかった」「さまざまな経験を積んだ上で判断された方がよい」などと記し、撤回を勧める文書を手渡した。このことについて議会内から事実関係の調査申し入れがあり、議会運営委から選ばれた4市議がチームをつくり調査。クラブ所属市議への聞き取りを進めてきた。
ハラスメント防止条例は、市職員に対してや市議同士のハラスメント根絶を目指し、糸魚川市議会が3月に県内で初めて制定した。条例では、ハラスメント確認の場合は議長が指導、助言、注意を行うと定めている。
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