看護専門学校のパワハラ問題、
武生医師会に福井県が報告求める
学生4人が複数教員による被害訴え
2024年10月30日(水) 11:30 福井新聞
福井県の武生医師会が運営する武生看護専門学校(越前市中央1丁目)の学生と卒業生の計4人が複数の教員によるパワーハラスメント被害を訴えている問題で、県は10月29日、同医師会に対し、事実確認や対応方針の報告を求めた。
保健師助産師看護師法に基づく措置。学生側は被害を訴えて謝罪や再発防止を求める申出書を同医師会に送付し、県にも確認を求める申出書を提出していた。
県地域医療課の担当者が同日、武生医師会に出向き、学校長の林秀樹会長と面談。パワハラの事実確認の方法と完了時期のめど、パワハラが確認された場合の対応について、11月中旬までの報告を求めた。
医師会事務局は取材に対し「学校の幹部が教職員に聞き取り調査を行っている。慎重さが必要だが、なるべく迅速に対応し、明らかになったものは誠実に報告したい」とした。
学生ら4人は申出書で、人格を否定する暴言や威圧的態度、無視などの行為があり、うち1人がうつ病の診断を受けるなど精神的苦痛を受けたとしている。
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