「逆にいじめだ」ハラスメントで注意処分の市議が反論
”子供を産めない女は欠陥人間”発言などめぐり
2025年3月4日(火) 12:28 RKB毎日放送
福岡県筑紫野市の市議が、同僚の市議に対してハラスメント行為をしたとして議会から文書による注意を受けた事案を巡り市議会は4日、議員全員協議会を開きました。
筑紫野市議会では4日に急遽、議員全員協議会が開かれました。
これまでに市議会や関係者への取材で田中允筑紫野市議(77)が同僚の市議に対して「子供を産めない女は欠陥人間」と発言したり体を触るなど12件のハラスメント行為を行ったとして議会が去年11月、文書による注意を行ったことが分かっています。
4日の協議会には田中市議も出席し、調査のいきさつや処分の理由などについて報告されたということです。
筑紫野市議会 田中允 議員
「雑談とか冗談の中で出てきたことを取り上げて、私は逆にいじめだと思っています」
筑紫野市議会ハラスメント防止条例では「氏名公表」が最高レベルの処分ですが、「注意」にとどめた理由について議長は「今回のハラスメントの多くが条例施行前のものであり、議会の自浄作用を信じた」と説明しています。
《カウンセラー松川のコメント》
加害者は
「雑談とか冗談の中で出てきたことを取り上げて」
とのことですが、
雑談や冗談であってもハラスメントに至ることを知らないのは残念です。
まぁ、加害者が77歳とのことなので、セクハラが問題視されない時代の人。
だからと言って、セクハラが許される訳ではありません。
ルールは日々変化しています。
現職の議員であるならば、常に新しいルールを知っているべきですし、
セクハラも問題になっているのですから、
今更に「知らない」「分からない」は通用しません。
被害者の皆様へ
今般のセクハラは過失ではなく故意です。
この様な輩は遠慮なく問題にして、健全な環境を築きましょう。
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