【独自】私立高校長がセクハラで懲戒処分 大阪夕陽丘学園、女性教員に
2025年3月14日(金) 16:34 共同通信
私立大阪夕陽丘学園高校(大阪市天王寺区)の校長が2022年、飲み会の場で非正規雇用の20代女性教員の胸を触ったり、「一緒にホテルへ行こう」と誘ったりするセクハラをしたとして、減給の懲戒処分を受けていたことが14日、関係者への取材で分かった。
学校側は今後、改めて飲み会に出席していた他の教員らに聞き取りをするとしており、「調査結果が出た時点で改めて回答する」としている。
関係者によると、22年12月、大阪市内で教員らの飲み会が開かれた際、校長が女性教員の胸や腰を触り「胸とお尻はいい」「一緒にこの後ホテルへ行きましょう」と発言。「先生のこと大好きだけど、(正規で)採るならあの先生」などと人事の話にも触れた。
校長は後日、「もう二度と近づかず、食事も誘わないのでご安心ください」「頑張ってほしいという思いだったがお酒に負けた」と女性教員に釈明。学校側には「お酒を飲んでいたため全く覚えておらず、否定も弁明もしない」と説明した。
女性教員は急性ストレス障害を発症した。
飲み会で「一緒にこの後ホテル行きましょう」
私立高の校長が女性教員にセクハラ 減給処分 大阪
2025年3月17日(月) 21:13 朝日放送
大阪市にある私立高校の校長が2022年、飲み会の場で女性教員の手を握るなどの「セクハラ」行為をしたとして減給処分を受けていたことがわかりました。校長はすでに辞任しています。
大阪夕陽丘学園高校を運営する学校法人によりますと、2022年12月、教員らで開かれた飲み会の2次会で、当時の校長(50代)から「一緒にこの後ホテルに行きましょう」などの性的な発言や手を握るなどのセクハラ行為を受けたとして、女性教員から申告がありました。
女性教員はこの直後、急性ストレス障害を発症したということです。
学校側が校長に確認をしたところ、「酒を飲んでいたため全く覚えていないが、女性教員の申告に否定も弁明もしない」と話したといい、学校側は校長を2023年1月付けで減給3ヶ月の懲戒処分としました。
女性教員は当初「調査をせずに穏便に済ませてほしい」としていましたが、一転して今年2月、損害賠償と校長の再処分、関係者への処分・指導を求めたことを受け、学校側は今後、関係者への聞き取り調査などを実施する予定です。
校長は14日に辞任していて、当面の間は理事長が校長を兼務するとしています。
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