2025年3月11日火曜日

「態度にハラが立った」30代自衛官が部下を指導中、足蹴りや顔面殴打<停職2か月に>「真摯に反省」陸自ハラスメント窓口が機能_地対艦ミサイル連隊

「態度にハラが立った」
30代自衛官が部下を指導中、足蹴りや顔面殴打<停職2か月に>
「真摯に反省」陸自ハラスメント窓口が機能_地対艦ミサイル連隊

 

2025年3月11日() 15:52 北海道文化放送

 

 陸上自衛隊の3等陸曹が部下の指導中に足蹴りや顔面を殴打するなど暴行したとして停職2か月の懲戒処分を受けました。

 

 処分を受けたのは陸上自衛隊美唄駐屯地・第2地対艦ミサイル連隊の30代の3等陸曹です。

 

 美唄駐屯地によりますと、3等陸曹は20222月ごろと20235月ごろ、部下隊員を指導する際、足蹴りや顔を殴るなどの暴行を加えました。

 

 被害を受けた自衛官はけがをしましたが病院に行くほどではなかったということです。

 

 その後、陸上自衛隊・北部方面本部のハラスメント相談窓口に匿名で連絡があり、暴力行為が発覚しました。

 

 調べに対し3等陸曹は「部下の態度に腹がたった」「真摯に反省し、いかなる処分も受けます」と話していて、311日付けで停職2か月の懲戒処分を受けました。

 

 また規律違反を認知しながら報告を上げなかったとして、監督する立場にあった30代の幹部自衛官も戒告処分を受けました。

 

 第2地対艦ミサイル連隊長は「今後は再発の防止を図り、より精強で健全な部隊の育成にまい進してまいります」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

また、3等陸曹が加害者です。
ところが今度は暴力行為。
被害者は入院加療は不要だったとは言え、怪我を負ったのですから
これは暴力事件としては非常に重い範疇です。
しかし、加害者も下手な言い訳をせず、
「真摯に反省し、いかなる処分も受けます」
とのこと。
本当でも嘘でも(失礼)、加害者となったらこの姿勢が大切。
「部下の態度に腹がたった」のが原因だとしたら、
それはそれで解明する必要はあると思います。
「人間は感情の動物」とも言われているので、
余りにも腹立たしいことをされれば、
感極まって暴力を振るってしまうこともあるでしょう。
暴力行為を擁護はしませんが、
その様な事態を招かない様にするのも相手として大切です。
通り一遍の処理ではなく、この点についてもきちんと対応して欲しいです。

被害者の方へ
原因は何だったのでしょうか?
暴力を振るわれたのですから、純然たる被害者です。
しかし、もしも原因を作った可能性があるならば、
その点は今後の注意点としてください。


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