2020年6月13日土曜日

巡視船内で部下の襟元つかんで怒鳴る、海保職員を減給処分 8管本部

巡視船内で部下の襟元つかんで怒鳴る、海保職員を減給処分 8管本部

 

2020613日(土) 17:32 京都新聞

 

 第8管区海上保安本部は12日、部下への暴力や暴言などがあったとして同本部の係長級男性職員(34)を減給5分の1(3カ月)、鳥取県の境海上保安部の課長級男性職員(51)を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にした。 

 同本部によると、係長級職員は2018年12月、巡視船内の居室で休憩していた20代の部下に対し、操舵(そうだ)室まで服の襟元をつかんで移動させて、怒鳴り声で業務への姿勢をただした。

 課長級職員は16年4月~18年11月、複数の部下に対して暴言や執拗(しつよう)な非難などがあったとした。

※ 第8管区海上保安本部:京都府舞鶴市に本部を置き、福井県、京都府、兵庫県北部(日本海側)、鳥取県、島根県の1府4県を管轄。


《カウンセラー松川のコメント》

[居室で休憩していた20代の部下に対し、
操舵室まで服の襟元をつかんで移動させて、
怒鳴り声で業務への姿勢をただした]
これだけでは、暴力的な一面も見受けられますが
部下の執務態度に問題が有ったのかどうか分かりません。
海上の治安や生命財産の安全確保をする為には
民間の乗務員と同じ業務ではないと思います。
よって、この一面だけを捉えて問題視するのは危険です。
暴力を肯定はしませんが、
部下の失態や怠惰な態度が目に余った時に
海上での公安職と言う特殊な条件下での事案だけに
前後関係や日頃の状況が判明しないと
難しい問題ではあります。

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