上司から「おまえには人望がない。ボーナスもらえると思うな」…
自殺男性(51)の遺族が1億円賠償求め提訴 山形
2020年6月24日(水) 11:55 読売新聞
ガスや石油製品などを販売する「橋本産業」(東京都)の山形営業所(山形市)に勤めていた男性従業員(当時51歳)が自殺したのは、上司のパワーハラスメントが原因だったとして、遺族が上司と同社を相手取り、約1億円の損害賠償を求める訴訟を山形地裁に起こした。提訴は4月17日付。
訴状によると、男性は1985年に営業職の正社員として同社に入社し、同営業所で勤務。2017年6月頃から、同営業所の所長に「おまえには人望がない」「ボーナスもらえると思うなよ」などと、他の従業員らの前で叱責されたり、複数回にわたって営業日誌を書き直させられたりした。男性は体調不良となり、18年3月に上山市の実家の近くで自殺した。
遺族は同年5月、山形労働基準監督署に労災を申請。同労基署は同年11月、営業所長の叱責によってうつ病を発病し、自殺したことなどを認定した。
同社は読売新聞の取材に対し、「訴状の内容を精査して対応を検討する」とコメントした。
《カウンセラー松川のコメント》
入社から32年ほどでのパワハラ被害。
被害者は51歳なので、18歳くらいでの入社と推定されます。
高校卒業して、すぐに入社したのでしょうか?
ほぼ、この企業一筋での社会人生活だと思われます。
更に、年功序列の制度ならば、それなりの役職に就いていても
不思議ではないです。
そして、少なくても勤続30年以上の社員なのは間違いありません。
この様な立場の人に対して、例え上司とは言え、
他の従業員の前での叱責をするのは配慮に欠ける行為と言えるでしょう。
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