2017年3月4日土曜日

パワハラ消防士2人免職 市の調査に全面否認 9人停職、戒告 福岡県糸島市

パワハラ消防士2人免職 市の調査に全面否認
 9人停職、戒告 福岡県糸島市

 

2017年3月4日(土) 8:54 西日本新聞

 

 福岡県糸島市消防本部の職員13人が、同僚30人にパワーハラスメント行為を行っていた問題で市は3日、中心的な役割を担っていたとされる2人を免職としたほか、9人を停職や戒告の懲戒処分とし、残る2人を文書訓告とする処分を発表した。監督責任を怠ったとして、消防長ら管理職5人も戒告の懲戒処分とした。月形祐二市長は「市民の生命と財産を守る消防職員の誇りを汚し、市民の信頼を裏切った」と陳謝した。

 市によると、処分は上司を公然と誹謗(ひぼう)中傷したり、職員同士の対立をあおったりした男性課長補佐(45)を公務員としての適格性に欠けるとして分限免職。若手職員に13キロの潜水ボンベを両手に1本ずつ2本の指で持たせて車庫内を往復させた後、腕立て伏せを命じ力尽きた姿を動画で撮るなどのしごきを繰り返した男性係長(43)を懲戒免職とした。他に同僚を無視するなどした4人(3449歳)が36カ月の停職、5人が戒告など。

 市の調査に対し、免職された2人はパワハラ行為を全面否認。他の11人も一部しか認めていないという。

 パワハラ行為は昨年7月、加害職員の名前が記された告発文書が市に届いたことなどから発覚。市は2011年、聞き取り調査を受けて13人のうち2人を訓告処分にしたが、一連の行為はその後も続いていた。市は今後、幹部職員を外部から登用するなど、再発防止策を図る。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ昨日(3月10日)付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 市消防本部パワハラで2人免職へ…職員3割被害 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
処分方針について方針のとおり決定したとのことです。
主犯格2人は全面否認、他の11人も一部のみ是認とのことで
一見すると冤罪の様にも受け取れますが
調査結果が全くの虚偽とも思えませんので、
加害者が罪を逃れたいが為の否認と看做して良いと思います。
本来は一致団結するべき職場に於いて[職員同士の対立を煽る]とは
適性のみならず品性も欠けた行為です。
訓練自体が無茶かどうかより、力尽きた姿を録画する行為も
役職者としての適格性に欠けると言えましょう。
残り11人も大なり小なり大人気無い加害行為です。
昨年7月の市への告発から半年を経過しましたが、
本当にこれを機に職場環境を刷新して良好な職場にして欲しいです。

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