2020年10月15日木曜日

七ケ宿町、職員2人を懲戒処分 同僚らに暴言

七ケ宿町、職員2人を懲戒処分 同僚らに暴言


2020年10月15日(木) 13:37 河北新報

 
宮城県七ケ宿町は14日、パワーハラスメント行為で同僚らに精神的苦痛を与えたとして、いずれも技術主幹の女性職員(49)を減給10分の1(6カ月)、女性職員(60)を減給10分の1(3カ月)とする懲戒処分を発表した。処分は13日付。

 町によると、職員(49)は2018~19年度に在籍した職場で、同僚に人格を否定する暴言や過度な仕事の押し付け、無視などをした。上司には侮辱的な発言を繰り返した。職員(60)は19年9月ごろから当時の同僚に中傷発言、過度な仕事の押し付け、無視するなどして孤立させた。

 2人は同じ職場にいた19年7月以降の勤務時間中に職場離脱を繰り返し、職務に専念する義務を怠った。

 監督責任を問い、当時の上司だった課長級職員を文書による厳重注意処分とした。

 小関幸一町長は「不名誉な事案が発生したことは遺憾で、町民や関係者に心からおわびする。今後は定期的な職場点検などで再発防止と服務規律の確保に努める」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラ行為どころか、繰り返しの職場離脱をしていたにもかかわらず
これまで懲戒処分されていなかった杜撰さに呆れました。
この様な杜撰な人事管理が悪質な職員を更に増長させ、
挙げ句の果てには上司にまで侮辱的な発言を繰り返すに至ったのです。
町と言う村に次いで小さい行政単位の地域なので、
人間関係も複雑なのかも知れませんが、
納税者の血税で運営する役所である以上は
仕事をしない職員はきちんと処分をするべきです。
今回のハラスメントの加害者は処分された職員だけでなく、
それまでの非違行為を看過していた関係者全員とも言えます。

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