「自死はパワハラが原因」
亡くなった沖縄尚学の副理事長の遺族、理事長を提訴
2020年10月16日(金) 9:01 沖縄タイムス
那覇市の沖縄尚学高校・付属中学校を運営する学校法人「尚学学園」の副理事長=当時(62)=が7月に自死したのは、父親で理事長(89)らによるパワーハラスメントなどが原因だとして、副理事長の長男ら遺族が14日、約1億5千万円の損害賠償を求める訴訟を那覇地裁に起こした。
訴状によると、副理事長は、予備校などを運営する「尚学院」と尚学学園との間で、利益相反取引など学校法人としてのコンプライアンス違反があるのではないかと懸念。代表を兼務する理事長らに適切な対応を取るよう求めたが、逆恨みされたという。
今年1月には副理事長を攻撃対象とした職員アンケートが実施され、学校内外で名誉毀損(きそん)や侮辱に該当する行為も繰り返されたと主張。副理事長職から追放しようとするなど、長期的なハラスメントが継続したとしている。
副理事長はうつ状態になり、7月に自宅で自死したという。
理事長の代理人弁護士はコメントを出し「副理事長を学園から追放しようとした事実はない」と反論。「副理事長が一部理事らと結託して理事長の辞任を求めるなどの動きを顕在化させたことから、やむなく副理事長ポストから外し、常務理事兼中学校校長の職務に専念するよう伝えた。そのさなかの痛ましい逝去だった」とコメントした。
《カウンセラー松川のコメント》
亡くなられた副理事長の父親が理事長なので、理事長と副理事長は親子なのですね。
そして訴えたのは亡くなられた副理事長の御長男とのこと。
孫が原告、祖父が被告となった訳です。
例え親子でも経営方針の違いはありますし、
お互いこの年齢になれば親子仲良くよりも、
どうやって商売するかが生計を立てる上で大切な事になります。
骨肉の争いにハラスメントが絡んでしまった様にも見受けられます。
0 件のコメント:
コメントを投稿