【懲戒】20年近くにわたりパワハラ行為
40代消防職員が、複数の職員に対し暴言や暴行
…停職3か月と降任処分 江別市消防本部
2026年9月1日(火) 20:22 北海道放送
北海道江別市の消防署男性職員が、20年近くにわたり、複数の職員に対してパワーハラスメント行為を繰り返していたとして、1日、停職3か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、江別市内の消防署に勤務する、40代の消防司令補の男性職員です。
江別市消防本部によりますと、この消防職員は、2007年度から2025年度にかけて、複数の職員に対する、あわせて20件の暴言や暴行などのパワーハラスメント行為を行ったということです。
2025年10月、被害を受けた職員のうちの1人から、市のハラスメント相談窓口に通報があったことで問題が発覚。消防本部が被害を受けた職員らや、第三者から事情を聴くなどして調査を実施した結果、ハラスメントに該当すると認定されました。
江別市消防本部は、被害を受けた職員の尊厳を傷つけ、市職員としての職の信用を著しく失墜し、全体の奉仕者たるにふさわしくない非行にあたるとして、1日、地方公務員法に基づき、消防職員を停職3か月の懲戒処分としました。また、消防司令補から消防副士長への降任処分を出しました。
今回の問題を受けて、檜森敦司消防長は、「この度の不祥事により、市民の皆様の信頼を大きく損ねたことを深くお詫び申し上げます。火災等の現場において、市民の皆様の生命や身体の安全確保のための活動を行う消防組織では、職員間で緊密な意思疎通を図ることが特に重要でありますことから、チームワークを乱し、職員が能力を発揮することを妨げるハラスメント行為は、絶対に発生させてはならないものであります。市としましては、令和2年4月1日に『江別市ハラスメント防止に関する指針』を策定し、ハラスメントの根絶に取り組んできたところでありますが、本事案を重く受け止め、再発防止に向けて組織を挙げて全力で取り組むとともに、一層の公務員倫理の確立のため、改めて厳正な服務規律の確保と綱紀粛正について全職員への指導を徹底し、職員一丸となって市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
1署3出張所、消防監以下総員130名(内吏員128名、定員130名)の消防本部です。
懲戒処分としての停職3か月の懲戒処分、
分限処分として司令補から副士長への2階級の降格(職位では係長職から主任)です。
20年間にも渡るパワハラが職場内で問題視されなかったのは、
加害者が上手く立ち回っていたと言うよりも、
職場内でパワハラを容認する風潮があったのだと思います。
ハラスメントの撲滅が叫ばれている現在、
よくも放置していたと感心してしまいます。
消防長や幹部は、どんな感覚だったのでしょうか。
大した被害でなければ、停職3か月に2階級降格なんて処分はありません。
せめて、これを機会にハラスメントを許さない組織に改めて欲しいです。
被害者の皆様へ
これまで本当によく堪えられていたと思います。
勇気ある一人の通報から、過去長期間に渡るパワハラが判明し、
加害者は懲戒と分限の処分を受けました。
しかし、副士長で主任として残る以上は、
誰かの先輩であり上席者となるのですから、
再発防止には皆様の力が必要となりますので、
嫌な記憶は残りますが、
経験者としてパワハラ防止の牽引役になって頂き、
職場環境の向上と維持に努めて頂きたいと思います。
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