2020年9月12日土曜日

女性運転士に「田舎者」、顔を至近距離でのぞき込む…JR東から出向の社長辞任

女性運転士に「田舎者」、顔を至近距離でのぞき込む
…JR東から出向の社長辞任

 

2020年9月12日(土) 15:57 読売新聞

 

 ニューシャトルを運行する埼玉新都市交通は11日、社長の南雲敦氏(54)が同日付で辞任したと発表した。女性社員にセクハラまがいの言動をしたことによる引責辞任で、記者会見した渡辺哲・代表取締役常務は「社長としての適任性が問われる事案。おわび申し上げる」と陳謝した。

 

 

 発表によると、南雲氏は昨年8月に行われた暑気払いの2次会で、女性運転士に「田舎者」と 揶揄やゆ したほか、下の名前で呼び捨てにしたり、顔を至近距離でのぞき込んだりしたという。今年4月、女性運転士の後輩から会社側に通報があり、5~7月に調査していた。

 

 南雲氏は、酒に酔っていて一部の記憶がないと否定したというが、同社は同席していた社員への聞き取りなどから、不適切な言動を認定した。

 

 南雲氏はJR東日本出身で、昨年6月から埼玉新都市交通に社長として出向していた。JR東日本も今月7日付で南雲氏を処分し、自宅待機させている。

 

 

 

埼玉新都市交通社長が引責辞任 社員にセクハラ発覚

 

2020911日(金) 18:34 日本経済新聞

 

地域鉄道「ニューシャトル」を運営する埼玉新都市交通(埼玉県伊奈町)は11日、南雲敦社長が同日付で引責辞任したと発表した。社員へのセクハラ行為が発覚したためで、同日開催した取締役会で辞任が承認された。当面、渡辺哲常務が社長の職務を代行する。

 

同社によると、南雲氏は昨年8月、社内関係者が参加した酒席で女性社員に不快な思いを抱かせる侮辱的な発言や行為をしたという。今年4月、女性社員からの内部通報で事実が発覚した。

 

同社は1980年設立。埼玉県やJR東日本が大株主で、南雲氏もJRから出向し、社長を務めていた。


《カウンセラー松川のコメント》

「親会社様から遙々地方の小さな会社に出向して来てやっている」
「有っても無くても困らない、たかが子会社」
そんな思いが相当に有ったのでしょうね。
気分は占領軍の司令官だったのでしょう。
だから「女の運転士なんて現場仕事しかしてない奴」と言う態度が
露わになったのでしょう。
確かに酔った勢いだったのかも知れませんが、
心のどこにも見下した思いが無ければ、こんな醜態を晒さないです。
しかし、これだけ無礼な言動をしても、
役員だと懲戒処分も受けずに辞任で済んでしまうのも
従業員どころか利用者でも無い私でさえ納得出来ません。
やはり親会社から出向の社長ですと懲戒関係の待遇も別格なのでしょうね。

被害者の方へ
[酔っ払った馬鹿親父の暴言]程度の認識でいないと
御自身が辛いと思います。
加賀亜者は親会社に戻った事で再発の可能性は少ないので、
会社としての対応も悔しいですが、これが限界と諦めるしかないでしょう。

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