非正規公務員の全国一斉相談開催 雇い止め、ハラスメント訴え
2025年12月5日(金) 12:15 毎日新聞(東海林智)
地方自治体や国で1年の期限付きで働く公務員「会計年度任用職員」(非正規公務員)の抱える雇い止めやハラスメントなどの労働問題の相談にのる「非正規公務員全国いっせい労働相談ホットライン」が、7日午前10時から開催される。非正規公務員は雇い止めを恐れて労働問題を抱えながら泣き寝入りするケースが多いとして実施する。
開催するのは、労働組合の全国組織の全国労働組合総連合(全労連)本部と傘下の18地方組織。各地方組織で実施していたものを昨年初めて全国一斉で開催し、138件の相談に応じた。アクセスは600件を超え、不安定雇用の中で声を上げられないでいる状況は深刻だとして、今年も実施することにした。昨年の相談では、セクハラやパワハラなどハラスメントの相談が最多で、次いで雇い止め、賃金格差などだった。
11月21日に東京都内で開いた記者会見で、京都府で社会福祉士として相談業務に携わる非正規公務員の女性は「専門職として仕事にやりがいも誇りも持って働いている。けれど、低賃金であり、雇い止めにもおびえる日々だ」と実情を話した。また、都内の女性は「非正規だからと軽んじられ、セクハラなどハラスメント被害に遭っても守られるのは加害者の正規で、私たちではない」と訴えている。
全労連の黒沢幸一事務局長は「相談電話を実情を訴え問題を解決する手段としてぜひ使ってほしい」と呼びかけた。
相談は午前10時~午後7時。無料。電話はフリーダイヤル(0120・378・060)。電話をかけた地域に近い所に電話がつながる。
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