消防長「結果を真摯に受け止める」
江津邑智消防組合のトップがパワーハラスメント
複数の部下に対し指導の必要範囲を超えた発言 島根県江津市
2025年12月22日(月) 18:51 日本海テレビ
12月22日、島根県の江津邑智消防組合のトップが部下に対して威圧的な発言を繰り返すなどパワーハラスメントを行ったとされる事案に対し、調査委員会による調査が行われ1件がパワハラとして認定されました。
中村中 江津市長
「このたびは、誠に申し訳ございませんでした」
第三者調査委員会によってパワーハラスメントを行ったと認定されたのは江津邑智消防組合の55歳の消防長です。消防長は2022年から2023年にかけて複数の部下に対し指導の必要範囲を超えた発言をしていたということです。
2023年、職員の代表者が江津市と江津邑智消防組合の公平委員会に8件の措置要求書を提出し、審査の結果、3件をパワハラとして認定。
これを受け第三者の調査委員会が実態調査を行い3件のうち1件が、パワハラに該当するとしました。
具体的には、裁判員裁判に出席するため休暇を取得した部下に対して消防長は「なぜ新しい消防車が入る大切な時期に裁判に出るんだ。自分の職責を理解しているのか」と強く叱責したなどとされる事案で調査の結果、部下が裁判員裁判に出席したことで業務上の支障の恐れはなかったことなどからパワハラに認定されました。
これを受けて消防長は組合に対し「結果を真摯に受け止める」と話したということです。
組合の体質について記者から質問されると。
第三者調査委員会 中井洋輔 委員長
「ハラスメント被害を訴えにくいというところに一番問題があったのではないかと考えている」
第三者委員会では、再発防止策として消防組合に対して相談窓口の新設や、全職員に対するパワハラ研修の定期的な実施などを提言しました。
江津市は年度内には消防長の処分を決定するとしています。
消防長のパワハラ1件認定
「なんで大切な時期に裁判員に出るんだ」と職員叱責の事案
第三者委 過度な忖度を行う風土「否定できない」 ほか6件は認定せず
島根・江津邑智消防
2025年12月23日(火) 6:00 山陰中央新報
江津邑智消防組合(島根県江津市渡津町、127人)のパワーハラスメント(パワハラ、上司から部下への嫌がらせ)事案について調べていた第三者調査委員会(中井洋輔委員長)が22日、調査結果を公表した。識者らでつくる外部委員会が3件を認定したのに対し、第三者委は調査対象とした7件中、認定したのは消防長(55)が裁判員に選ばれた職員を詰問した1件のみにとどめた。
認定した1件は2022年11月から23年1月にかけて、消防長が裁判員に選ばれた職員に「なんで新しい消防車が入る大切な時期に(裁判員に)出るんだ。自分の職責や立場を理解しているのか」と叱責(しっせき)した事案。車両導入業務に支障が出る恐れがない上、裁判員の選任手続き期日当日の朝、職員を職場に呼び出して業務に当たらせたことも含めて認定した。
調査委は職員から申し立てがあり、識者らでつくる「江津市及び江津邑智消防組合公平委員会」に提出された8件のうち、1件を除く7件を対象に調査。2024年8月から25年12月1日まで計12回会合を開いて調査したほか、関係者へのヒアリングや全職員を対象にした無記名回答方式のアンケートを実施した。
公平委が認定した県外での訓練参加後に新型コロナに感染した職員に対して威圧的な発言をした事案や、市外での大会に出場した職員を侮辱する言動の2件は認定できないとした。
同組合消防本部で開かれた記者会見した弁護士の中井委員長は、組合内での昇進など人事権が実質的に消防長に把握され、その一存に左右されている可能性を示し、「(消防長への)過度な忖度(そんたく)を行う風土が生まれる土壌となっている可能性も否定できない」と述べた。
中村中管理者は「ハラスメントを許さない組織風土の構築と職員が安心して働ける環境づくりに一層努める」と話し、謝罪した。
裁判員裁判の手続きで休暇取った職員を呼び出す
…消防長の行為をパワハラ認定、処分検討
2025年12月23日(火) 12:00 読売新聞
島根県江津市及び江津邑智消防組合公平委員会が同組合の消防長(55)による職員へのパワーハラスメント行為3件を認定したことを巡り、同組合が設置した第三者委員会は22日、このうち1件がパワハラ行為に該当するとの調査結果を発表した。同組合は、年度内の消防長の処分を検討する。
第三者委は、職場の了承を得て裁判員裁判に出席した職員に対して否定的な感想などを伝えたり、裁判員の選任手続き当日の朝に、休暇を取得していた職員を呼び出して業務に従事させたりした行為をパワハラ行為と認定した。
調査結果を受け、江津市の組合消防本部で記者会見を開いた同組合管理者の中村中市長は「地域住民の期待と信用を大きく損なう事態だ」と陳謝した。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ6月6日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「言葉の使い方、タイミングは不適切な面があった」江津邑智消防「パワハラ」当事者の消防長が会見(島根)
これの続報です。
裁判員と言う任意とは言え国民の義務を行使する職員に対して
否定的な言動をするのは公務員として問題があると思います。
業務多忙であっても、許可した以上は後出しで不平不満を出すのは卑怯。
この様なことを平然ど行える組織トップが居ることに驚きです。
被害者の方へ
例え1件でも公的にパワハラが認められたのは大きな収穫だと思います。
これは職場環境を向上させる為にも良いことでしょう。
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