長門市議会、パワハラ問題で議員への辞職勧告決議案を可決
議員は続投の意向 山口
2026年7月3日(金) 19:24 テレビ山口
議員の職員への言動がパワハラと認定された問題で、山口県の長門市議会は発端となった議員への辞職勧告決議案を3日、可決しました。議員は辞職しない考えです。
長門市議会の議員8人が連名で林哲也議員への辞職勧告決議案を提出しました。
長門市議会 重村法弘議員
「みずから議員の職を辞することにより、責任を果たされることを強く求め勧告するものである」
問題の発端は2025年2月、一般質問を巡る林議員から担当職員への電話でした。林議員は「ガチで行く」「脅しじゃないよ」などと発言したということです。その後、職員が「電話が鳴ると怖い」などと発言していたことが全員協議会で報告されています。
2025年4月には林議員と南野信郎議長、大谷恒雄副市長らが職員と面談し発言の撤回を承認させました。市議会の調査特別委員会はこの時の林議員ら3人の言動をパワハラと認定しています。
長門市議会 林哲也議員
「一度の過ちも許されず、その結果、正当な業務や発言の萎縮を招き、市民の信託に応えるための真摯な議論が十分に行えなくなるおそれがあります」
本会議では林議員の退席後、決議案を賛成多数で可決しました。決議に法的な拘束力はなく、林議員は辞職しない考えを示しています。
市長と副市長の給料を削減する案は形式的で処分が軽いとして否決されました。
長門市議会でパワハラ認定された市議会議員に対する辞職勧告決議案可決
2026年7月3日(金) 19:38 山口放送
長門市職員へのパワハラ問題です。
パワハラ認定された市議会議員に対する辞職勧告決議案が3日、長門市議会に提出され、可決されました。
決議に法的拘束力はなく本人は辞職しないと話しています。
長門市議会最終日の3日、市職員へのパワハラが認定された共産党の林哲也議員に対する辞職勧告決議案が提出されました。
提出した市議
「自ら議員の職を辞することにより責任を果たされることを強く求め、勧告する」
これに対し林議員が弁明しました。
林市議「3番目に重い処分である本会議場での謝罪を自らに課して行いました」
「にもかかわらず、さらに議員辞職勧告という最も重い処分を重ねて課すことは事実上の二重のペナルティと言わざるを得ない」
採決は、林哲也議員本人と議長を除いて行われ、16人全員が賛成し、辞職勧告決議案は可決されました。
決議に法的拘束力はなく林議員は改めて辞職はしないと話した一方、共産党県西部地区委員会の判断を仰ぐともしました。
林市議「有権者の厳粛な信託によって議席を得ていますのでそれを尊重する」
「共産党と相談して党としての考え、声明を出すのと同時に私の身の処し方は明らかになる」
また、本会議には同じくパワハラが認定された大谷副市長の報酬1ヶ月を20%減額。
任命権者として責任を取る形で江原市長の報酬1か月を10%減額する条例改正案が執行部から提出されました。
江原市長は減額案の根拠として「他の自治体での事例」などを挙げましたが、討論の中で反対の立場の議員から「形式的な処分で拙速な幕引き」「あまりにも処分が軽く悪しき慣習になりかねない」などの意見が出ました。
採決の結果、反対多数で減額の条例改正案は否決されました。
江原市長は「これから対応を検討する」としています。
一方、今回のパワハラ問題は市議会全体にも問題があったとして全議員の報酬2か月分を20%減額する条例改正案が議員提案され可決されました。
長門市議のパワハラ認定、市議会が辞職勧告決議案を全会一致で可決
…市議「反省しているが職を全うしたい」
2026年7月4日(土) 13:28 読売新聞
山口県長門市議らによる市職員へのパワーハラスメント疑惑を巡り、市議会調査特別委員会が一部の言動をパワハラと認定したことを受け、市議会は3日の本会議で、当事者の林哲也市議(63)(共産)に対する議員辞職勧告決議案を全会一致で可決した。決議に法的な拘束力はなく、林市議は「党の見解を踏まえ、進退を判断する」との考えを示した。
本会議では、林市議と南野信郎議長を除く全議員で採決が行われた。林市議は本会議終了後、読売新聞の取材に「パワハラ事案は反省しているが、有権者に選ばれた議員の職を全うしたい気持ちだ」とも語り、党の見解を待つとした。
このほか、本会議では、議員提出のハラスメントとの決別宣言に関する決議案や、一連の問題を受け全市議の月額報酬の20%を8月から2か月間、減給する条例の改正案を可決。市長の給料の10%と副市長の給料の20%を8月に減額する条例の改正案を賛成少数で否決するなどし、閉会した。
市議会調査特別委の報告書などによると、昨年4月に市役所の個室で、大谷恒雄副市長、南野議長、岩藤睦子副議長が同席の下、市議会一般質問の答弁書を巡るやりとりで関係が悪化していた当事者の林市議と担当課長が1時間を超えて面談。この際、課長が林市議について「もう会いたくない」などとした発言に対し、説得や誘導を行い発言を取り消させた事案がパワハラに該当すると認定された。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ本日(7月3日)付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼【長門市職員へのパワハラ問題】副市長と市長の報酬減額案を反対多数で否決「形式的な処分で拙速」
これの続報です。
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