部下に「こんな資料でどう説明するんだ」
…舌打ち・ため息繰り返した県職員処分
2020年11月11日(水) 14:44 読売新聞
部下に不適切な指導を行ったとして鹿児島県は10日、本庁で勤務する課長級の男性(50歳代)を戒告の懲戒処分にした。県によると、男性は2019年から今年4月、部下の職員1人に業務上の指導を行う際、舌打ちやため息を繰り返したほか、「こんな資料でどうやって上司に説明できるんだ」などと感情的に強い口調で叱責(しっせき)するなどした。男性は過去にも不適切な指導について注意されたことがあり、県行政管理室は「パワーハラスメントまでは認定しなかったが、同様の行為を繰り返したことを重くみた」としている。
《カウンセラー松川のコメント》
この事案以外に過去にも不適切な指導で注意を受けているとのこと。
パワハラに認定されないギリギリの線を狙ったのだとしたら
或る意味で遣り手上司と言えます。
強い口調での叱責が同僚の目の前で行われていれば、
それはパワハラ6類型の
・精神的な攻撃
に該当しますので、ハラスメント対応の担当者は注意が必要です。
0 件のコメント:
コメントを投稿