2020年11月3日(火・祝) 12:27 時事通信社
仕事上で関わりがあった40代男性にパワハラをし、うつ病など精神的な傷害を負わせたとして、県警佐賀南署は3日までに、会社役員野中裕司容疑者(49)=佐賀市新栄東=を傷害容疑で逮捕した。
「事実は全く違います」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は9月下旬~10月下旬ごろ、男性を電話やSNSで「申請を間に合わせることがお前の仕事だろ。間に合わなかったら殺すぞ」などと脅迫し、男性に著しい精神的な不安感を与え、うつ病や自律神経失調症の傷害を負わせた疑い。
《カウンセラー松川のコメント》
パワハラ事案での逮捕は珍しいですが、被害者と加害者が同じ職場なのではなく、
仕事上での関わり(取り引き先?)と言うのも珍しいです。
逮捕容疑はパワハラ行為ではなく、被害者を疾病させると言う傷害行為ですし、
脅迫の事実もあります。
ところが、警察としては脅迫の事実だけでは逮捕が難しいから、
傷害罪で逮捕状を請求したのでしょう。
しかし、パワハラによる疾病で逮捕になる可能性を示した事案とも言えます。
パワハラを放置したり軽く考えていると、
職場から逮捕者を出すおそれがあることを更に認識してください。
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