2020年11月9日月曜日

鑑識活動中「写真撮影の邪魔された」 警官が同僚を告訴

鑑識活動中「写真撮影の邪魔された」 警官が同僚を告訴


2020年11月9日(月) 20:05 朝日新聞

 佐賀県警唐津署の20代の男性警察官が、暴行やいじめを受けたなどとして、同僚と上司を公務執行妨害、傷害、犯人蔵匿の容疑で佐賀地検に告訴した。県警と地検への取材でわかった。地検は6日付で告訴状を受理した。県警は暴行やいじめを否定している。

 県警によると、この警察官は昨年5月、事件現場で鑑識活動中に同僚から蹴られたり、写真撮影を邪魔されたりしたほか、署内で罵声を浴びせられるなどのいじめを受けたなどと主張しているという。

 この警察官は今年3月、署の上司と県警本部に被害を訴えた。県警は警察官や同僚に聴き取り調査を実施。事件現場での暴行や署内でのいじめはなかったとする調査結果をまとめ、今月本人に伝えたという。


《カウンセラー松川のコメント》

警察内部での虐めが刑事告訴に至りました。
何が原因でこの様な事案が発生したかは報道では分かりませんが、
警察官が公務執行中に同僚から公務執行を妨害されると言うコントの様な事案。
県警の内部調査もお手軽に済ました感がありそうです。
まさか組織防衛に長けている日本警察で、
現職警察官が上司や本部を刑事告訴するとまでは考えなかったのでしょう。
それは当然至極の八曽絵です。
現職警察官が職場を刑事告訴したのですから、
職場での自分の出世や進路なんて擲っているのです。
「調査結果に甘んじて、その代わり在職し安泰に過ごすだろう」と
本部はナメて掛かったのでしょうね。
昔の警察官ならばその様にしたでしょうけど、
今の権利意識の強い者は、なかなか長いものにも巻かれませんよ。
まぁそうは言っても、検察と警察も仲良しこよしですから、
この程度の事案で本当に真相を究明するとも思えません。
ただ、こんな訴訟事案を発生させてしまったら、
本部長以下上司まで安泰で居られるかどうかは別問題です。
懐柔も出来ずに刑事告訴にまで至ったのですから、
部下の管理能力を問われるでしょう。
だから、例え不起訴になったとしても一矢報いた可能性はあります。

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