2020年11月28日土曜日

アウティング被害、異例の和解 企業側が謝罪、男性に解決金

アウティング被害、異例の和解 企業側が謝罪、男性に解決金

 

2020年11月28日(土) 21:09 共同通信

 

 東京都豊島区の会社に勤務していた20代の男性の性的指向を、上司が勝手に暴露(アウティング)したため精神的苦痛を与えたとして、会社側が謝罪し、解決金を支払うことで男性と和解したことが28日、関係者への取材で分かった。専門家によると、アウティング被害を巡る争い自体が珍しく、和解に至るケースは極めて異例。

 

 6月施行の女性活躍・ハラスメント規制法の指針では、アウティングをパワハラの一類型と位置付け、大企業にパワハラ防止対策を義務付けたが、まだ十分に浸透しているとは言えない。性的少数者が働きやすい環境づくりにつながるケースとして注目を集めそうだ。


《カウンセラー松川のコメント》

ここでは性的指向を暴露されたことが、
近年話題となっているLGBTに絡んで[アウティング]として問題化しておりますが、
性的指向だけが守られるべきなのでしょうか?
個人の趣味にしても、それが公序良俗に反しない内容ならば、
他人に暴露されない権利もあるのです。
LGBTと言う権利の主張が強い相手だからニュースになるのではなく、
個々の私的な部分を他者が勝手に口外する行為自体を問題視するべきです。

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