「誰に言ってんねんオラァ!お前、対等か?オレと、コラァ!」
交野市幹部職員がパワハラか
被害訴える職員が「音声データ」を公開 内部通報を1年放置と訴える
2025年10月27日(月) 18:36 関西テレビ
大阪府交野市で市の幹部たちによるパワハラ被害の内部通報があったにもかかわらず、市がおよそ1年間にわたり、事案を放置していたことが分かりました。
【交野市幹部職員とされる音声】「返事もできひんのかお前んとこは」
【被害を訴える職員】「うん」
【交野市幹部職員とされる音声】「『うん』って誰に言ってんねんオラァ!」
【被害を訴える職員】「はい」
【交野市幹部職員とされる音声】「お前、対等か?オレと、コラァ!」
【被害を訴える職員】「違います」
27日午後4時ごろ、大阪府交野市役所の職員などが会見を開き、市の幹部職員から受けたとする、「パワハラの音声」を公開しました。
■被害職員「だれも声を上げられない、“触らぬ神に...”みたいな状態」
職員たちによると、市の幹部2人が行った職員10人へのパワハラについて相談を受けた別の職員が去年7月に交野市に内部通報しました。
翌月、市から証拠の提出を求められた職員は、被害者に直接確認するよう要請したものの、およそ1年間にわたって放置されていたということです。
【被害を受けた職員】「だれも声を上げられない、“触らぬ神に...”みたいな状態の職場になってしまっている」
交野市は関西テレビの取材に対し、「担当者が不在で、回答できない」としています。
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「おどれ口の利き方気をつけろよコラァ!」
市役所幹部職員によるパワハラの内部通報を1年以上放置か
大阪・交野市役所の職員が告発
「暴言や人格否定を繰り返されてきた。許せないという気持ち」
2025年10月27日(月) 18:45 毎日放送
パワハラを1年間放置か。交野市役所の職員が告発です。
(男性幹部)「『うん』って誰に言っとるねん、コラァ!おい!おどれ口の利き方気をつけろよ、コラァ!おい!誰にぬかしてんねん、コラァ!」
これは、交野市役所のある男性幹部が部下にかけた電話の音声記録。
10月27日、この幹部からパワハラを受けたと訴える市の職員らが会見を開きました。
職員らによりますと、この幹部によるパワハラは少なくとも2011年から続いていて、中には「人格否定」ともとれる発言もあったといいます。
(パワハラ被害を訴える交野市の職員)「『おまえいちびりすぎや』『先輩に対する物言いがなっていない』と。粘着質というか長いこと暴言や人格否定を繰り返されてきたなかで個人的には許せないという気持ち」
ほかにも、頭をたたかれるなどして首をねん挫するケガをしたほか、うつ病と診断されて退職を余儀なくされた職員もいたということです。
職員らは去年7月、この幹部による暴言など計9つのパワハラ事案を市に内部通報したものの、1年以上にわたって放置していたと訴えています。
(パワハラ被害を訴える交野市の職員)「市のガバナンスがまったく効いていない。やっぱりこれは市が改めてもらわないと。いち職員だけなんでこんな優遇されるというか、最悪な状況になっている」
一方、職員らによりますと、市は先週になって職員らへのヒアリングを始めたということです。
交野市は「担当者が不在」としています。
市幹部が複数職員にパワハラ、内部通報するも1年以上聞き取りされず
2025年10月27日(月) 20:20 朝日新聞(西崎啓太朗、田中祐也)
大阪府交野市の複数の職員が27日、市幹部2人から計10人の職員が暴言や暴力などのパワーハラスメントを受けたと会見を開いて明らかにした。市に調査を求めて内部通報したが、1年以上にわたり放置されたと訴えている。
会見には内部通報したり被害を受けたりした職員3人が出席した。職員らの弁護士によると、幹部から暴言や暴力を受けた事案は2011~24年に少なくとも計9件あり、うち一人の幹部職員は8件に関わっているとしている。
22年7月の事案では、幹部が部下の職員1人に「おまえ、みんなに嫌われているぞ」と突然、業務と関係のない話を始め、「アホ」「ボケ」などと多数の暴言を口にした。暴言や暴力を受けた別の職員がうつ病になり、退職した事案もあるという。
24年7月、職員1人が9件がいずれもパワーハラスメントにあたるとして内部通報した。しかし、その後1年以上、市側は被害者への聞き取りをせず、今月になってようやく、被害者への聞き取りが始まった。
この職員は「加害幹部への恐怖があってなかなか声を上げられなかった。市は調査や対応しようとする意欲がなく、怠慢だ。行政が本来もっていなければいけないガバナンスが機能しておらず、危惧している」と話した。
会見に同席した、被害に遭ったという職員は「多くの被害職員が今も声を上げられていない。新たな被害者を生まないように、もっと早く内部通報をするべきだったと自責の念も感じている。ハラスメントを根絶して全職員が安心して、市のために誇りをもって働ける職場になればいい」と涙を流しながら話した。
会見した職員らは、市に対して徹底的な調査と迅速な調査結果の回答を求めた。
一方、市の広報担当者は「内部通報についてはこれまでもガイドラインに沿って適切に対応している。ただ、プライバシー保護の観点から個別の回答は差し控える」と話した。
「口の利き方気つけろよ、こらぁ」と録音
交野市が罵倒パワハラを1年以上放置と職員会見
2025年10月27日(月) 20:36 産経新聞
大阪府交野市の幹部から恫喝(どうかつ)や嫌がらせなどのパワハラを受けたと訴える市職員らが27日、大阪府内で記者会見した。殴られてけがをしたケースもあったという。市に内部通報したが、1年以上放置されたとしている。
職員らによると、現在次長級の男性幹部職員による部下へのパワハラは平成23年から確認され、令和5年までに8件あった。同年10月には職員の頭を殴って頸椎(けいつい)捻挫のけがをさせたこともあったという。けがをした職員は休職後、退職に追い込まれた。昨年2月には別の当時課長級の男性職員による女性職員に対するパワハラもあった。
会見では幹部職員から罵倒された際のものだという録音データも公開。「誰に言うとんねん」「おどれ、口の利き方気つけろよ、こらぁ」などの声が記録されていた。
被害職員が市要綱に基づき、昨年7月にこれら9件について内部通報。通報窓口の人事課からは何の報告もなかったが、今月21日以降、山本景市長が被害職員に対する聞き取りを始めたという。
会見した職員は「市は自浄作用を失っている。決意をもって対応してほしい」と述べた。同席した三浦直樹弁護士は「内部通報制度が機能しているのか、市の対応は問題だ」と指摘した。
市は「個人情報やプライバシーの保護、関係者の名誉もあり、回答は差し控える」としている。
「イチビリすぎや」など9人に暴言暴力、
内部通報したのに1年以上放置…市職員が記者会見「放置された」
2025年10月27日(月) 21:12 読売新聞
大阪府交野市の職員3人が27日、記者会見を開き、職場で暴言や暴行などのパワーハラスメントを受けたとして市に内部通報したにもかかわらず、1年以上、ヒアリング調査が行われなかったと訴えた。これに対し、市は「プライバシー保護の観点からパワハラや通報の有無については何も話せない」としている。
会見には、パワハラ被害を訴える職員3人と相談を受けた弁護士らが出席。職員側の説明によると、2011~23年、職員計9人が同じ男性管理職から、「お前、イチビリすぎや」「アホ」「ボケ」といった暴言や暴力を受けたとしている。
相談を受けた別の職員が昨年7月、公益通報者保護法に基づき、市人事課に内部通報。その後、通報者には録音データなどの証拠提出を求める連絡があったが、職員側が求めるヒアリング調査は行われなかったという。
今月下旬になって初めて、一部の職員に市から「調査に協力してほしい」との連絡があったといい、職員側は「放置された」と主張。会見した職員の一人は「これを機にしっかり調査してほしい」と話している。
大阪・交野市が内部告発を「1年以上放置した」と職員が訴え
市幹部から「アホ!ボケ!」と暴言を受けたなどと説明
2025年10月27日(月) 22:25 朝日放送
大阪府交野市の職員が、上司からのパワハラを市に内部通報したにもかかわらず、市が1年以上調査しなかったと訴えました。
27日、交野市の職員が会見を開き、2011年から去年にかけて、幹部の男性2人からあわせて10人の職員が「アホ!ボケ!お前には能力がない!」などの暴言を吐かれたり、暴行を受けて首を捻挫したりするなどのパワハラを受けたと説明しました。
パワハラを受けていない別の職員が去年7月、市に内部通報し職員への聞き取りを依頼しましたが、調査が進んでいないとして「市が1年以上内部通報を放置した」とも訴えました。
会見を開いた職員は「不本意ながらも職場を去った方もおられます。それらを鑑みた上で、加害者らに対して、市はしっかりとした対応をしてもらいたい」と話しました。職員によりますと、先週から市が聞き取りを始めたということです。
市は取材に対し「プライバシー保護などの観点から、回答は差し控える」としたうえで、内部通報に関しては「一般的に通報があればルールに則って対応している」と述べました。
「誰も声を上げられない」
大阪・交野市が幹部らによるパワハラ被害内部通報を1年間放置か
市は「回答を控える」
2025年10月28日(火) 6:51 関西テレビ
大阪・交野市で市の幹部らによるパワハラ被害の内部通報を、市が約1年間放置していたとみられることが分かりました。
27日、大阪・交野市役所の職員などが会見を開き、市の幹部職員から受けたとする「パワハラの音声」を公開しました。
内部通報事案とされる音声では、「返事もできひんのかお前んとこは」「『うん』って誰に言ってんねんオラァ」「お前対等か?俺と、コラ」と記録されています。
職員たちによると市の幹部2人が行った職員10人へのパワハラについて、相談を受けた別の職員が2024年7月に交野市に内部通報しました。
2024年8月に市から証拠の提出を求められた職員は、被害者に直接確認するよう要請したものの、約1年間にわたって放置されていたということです。
被害を受けた職員:
だれも声を上げられない。“触らぬ神に…”みたいな状態の職場。
交野市は「個人情報の保護も含め、回答を差し控えさせていただきます」としています。
「“触らぬ神に…”みたいな職場」市職員らが「パワハラ肉声」公開
大阪・交野市が幹部らによるパワハラ内部通報を1年放置か
2025年10月28日(火) 7:45 関西テレビ
大阪府交野市で市の幹部らによるパワハラ被害の内部通報を市が約1年間、放置していたとみられることが分かった。
(※内部通報事案とされる音声)
市幹部職員:
返事もできひんのかお前んとこは。
市職員:
うん。
市幹部職員:
『うん』って誰に言ってんねんオラァ
市職員:
はい。
市幹部職員:
お前対等か?俺と、コラ。
市職員:
違います。
27日午後4時頃、大阪府交野市役所の職員などが会見を開き、市の幹部職員から受けたとする、「パワハラの音声」を公開した。
職員たちによると、市の幹部2人が行った職員10人へのパワハラについて相談を受けた別の職員が2024年7月に交野市に内部通報した。
8月、市から証拠の提出を求められた職員は、被害者に直接確認するよう要請したものの、約1年間にわたって放置されていたという。
被害を受けた市職員:
だれも声を上げられない。"触らぬ神に…”みたいな状態の職場。
交野市は「個人情報の保護も含め、回答を差し控えさせていただきます」としている。