2026年9月7日月曜日

▼パワハラ、セクハラ軒並み増、いじめ・嫌がらせは16年連続最多

パワハラ、セクハラ軒並み増、いじめ・嫌がらせは16年連続最多

 

2026年9月7日() 11:00 朝日新聞(安田琢典)

 

 三重労働局は828日、2025年度の三重県内の「総合労働相談・個別労働紛争解決制度等運用状況」を発表した。総合労働相談は14303件で前年度比7.4%減だった一方で、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメント、妊娠や出産の不利益に関する相談は前年度をいずれも上回った。

 

 雇用環境・均等室によると、労働施策総合推進法関連の相談件数は1001件で、このうち943件はパワハラに関するものだった。中には慰謝料を巡って調停に発展したケースもあった。

 

 男女雇用機会均等法関連の相談件数は350件で、セクハラに関するものは138件。育児・介護休業法関連は1188件で、このうち442件が育児休業以外の子育てに関する相談だった。

 

 民事上の個別労働関係紛争相談をみると、2965件のうち625件がいじめ・嫌がらせに関するものだった。いじめ・嫌がらせの相談は16年連続で最も多い結果となり、「同僚から自家用車に落書きされるなどの嫌がらせを受けた」という相談を受け、同局が雇用管理上の配慮を助言したケースもあった。

 

 今後は、顧客から嫌がらせを受ける「カスタマーハラスメント」に関する相談が増えることも予想されるという。同室の担当者は「雇用側に法令順守を呼びかけるとともに、個別労働紛争の未然防止と迅速な解決に向けて取り組んでいく」と話している。

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