宮城県立高校女性教諭のパワハラ自死
「加害者の証言は検証せずに事実認定されている」遺族両親が説明求める
仙台地方裁判所
2026年9月8日(火) 16:03 東北放送
2020年に宮城県立高校の女性教諭がパワーハラスメントが原因で自殺したことを巡る裁判で、原告の遺族側は「県が行った調査は不当だった」などと訴え、詳しい説明を求めました。
この裁判は、2020年、県立高校に勤めていた30代の女性教諭が同僚の男性教諭からのパワハラが原因で自殺したことを巡り、遺族である両親が宮城県に約1億円の損害賠償を求めているものです。
両親は、パワハラの事実に加え管理職が適切な対応を怠ったなどと訴え、これに対し県側は争う姿勢を示しています。
宮城県側は、検証報告書では管理職の対応に重大な過失があったと結論づける一方、裁判では「再発防止が目的で法的責任を認めるものではない」などと主張しています。
仙台地方裁判所で開かれた第2回口頭弁論で遺族側は、宮城県の調査は不当だったなどと訴え詳しい説明を求めました。
女性教諭の父親
「報告書では、未だに加害教諭と教頭の証言は検証することなく引用され、事実認定されている。全くの不当だと思う。娘は加害教諭からパワハラを受け、教頭からパワハラを受けて亡くなってしまった。3番目に県教委からパワハラを受けた」
次回の裁判は、10月27日の予定で、宮城県側が具体的な反論や主張を展開する見通しです。
「パワハラを明らかにしたい」
女性教諭の自殺巡り遺族が管理職の責任訴える<宮城・仙台>
2026年9月8日(火) 19:26 宮城テレビ
6年前にパワハラが原因で自殺した県立高校の女性教諭の両親が、県に対しおよそ1億円の賠償を求めている裁判で、遺族側は県に対し、パワハラを防がなかった管理職にも責任があると認めるよう、あらためて主張しました。
訴えを起こしているのは、6年前に自殺した石巻西高校の30代の女性教諭の両親です。
訴状などによりますと、女性教諭は上司にあたる当時50代の男性教諭から「仕事は一切任せません」と書かれた手紙を渡されるなどのパワハラをきっかけに自殺し、両親は県におよそ1億円の損害賠償を求めています。
これまでの裁判で県側は、パワハラの事実は認める一方で、パワハラを止められなかった管理職の不法行為については「根拠を確認できない」と主張しています。
9月8日の口頭弁論で遺族側は、去年県が作成した報告書に校長や教頭といった管理職に「重大な過失があった」と認める記載があったことなどを示し、管理職の責任についても認めるよう求めました。
父親は「パワハラを行った加害教員の全体像がまだ明らかになっていない」「教頭の行ったパワハラを明らかにしたいと思う」と述べました。
次回は10月27日に、県側の反論が行われる予定です。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ6月23日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼同僚の男性教諭からの女性教諭パワハラ自死訴訟 女性の父親「全体像究明を」宮城県立高校で
これの続報です。
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