同僚の男性教諭からの女性教諭パワハラ自死訴訟
女性の父親「全体像究明を」宮城県立高校で
2026年6月23日(火) 17:45 東北放送
訴えによりますと、宮城県立高校に勤めていた30代の女性教諭は2020年10月、同僚の50代の男性教諭から受けたパワハラが原因で自殺しました。
これに対し女性教諭の両親は、宮城県を相手取り約1億円の損害賠償を求めたうえで、真相の究明や再発防止などを求めています。
仙台地方裁判所であった第1回の口頭弁論で女性教諭の父親は「娘の尊厳の回復や再発防止を願う」などと意見を述べました。
Q裁判に望むことは
女性教諭の父親
「加害教諭の陰湿なパワハラが正確に全体像が究明されること、管理職が行った行為も全貌が解明されること、そして再発防止策を講じること」
女性教諭の母親
「パワハラがないことが大切だが学校の先生方が働きやすい職場になってほしい」
宮城県側はパワハラの事実を認める一方で、報告書に不備があるなどの主張は認められないなどとして訴えの棄却を求めています。
教諭がパワハラを苦に自殺 裁判で宮城県側は請求棄却を求める
両親「真実を明らかに」
2026年6月23日(火) 18:25 東日本放送
宮城県の県立高校女性教諭が上司からパワハラを受けて自殺したとして、両親が宮城県に約1億円の賠償を求めた裁判が仙台地裁で始まりました。宮城県側は、請求の棄却を求めました。
石巻西高校に勤務していた30代女性教諭は2020年、同じ学校の主任だった男性教諭から心理的に追い詰められるような内容が書かれたメモを受け取るなど、パワハラを苦に自殺しました。
女性教諭の両親は、上司の言動により女性が精神的な苦痛を受けたなどとして宮城県に約1億円の損害賠償を求めています。
23日の第一回口頭弁論で両親は「事故後に宮城県県教育委員会がまとめた事故調査報告書の事実認定が不十分」男性教諭のパワハラ行為の更なる全貌の解明と、管理職の責任を追及したいと訴えました。
一夫で宮城県側は「報告書の認定事実を超える原告らの主張は、根拠を確認できない。校長や教頭は加害教諭への指導や、女性教諭の体調への配慮を行っていた」などとして、請求の棄却を求めました。
次回の裁判は、9月8日に開かれます。
娘に何が起きたのか、なぜ防ぐことができなかったのか。両親は、裁判で真実を明らかにしたいと訴えます。
父親「写真見てはね。思い出すよね。悔しい。ひどいなと言うしかないですよね」
高校教諭だった娘は、30代という若さで自ら命を絶ちました。
宮城県の石巻西高校で社会科の教員として勤務していた女性は、進路の相談や不登校の生徒の支援など生徒に寄り添う先生で、両親にも学校での出来事をよく話していたということです。
父親「天職のように思ってましたもんね。子どもたちの役に立てているのが、本当にうれしいんだなと思いましたよね」
女性教諭に異変が起きたのは、初めて3学年の担任を任された2020年でした。
母親「泣いて帰ってきたからね。何か分からない人からの手紙があったんだよねって」
宮城県教育委員会の調査報告書によると2020年3月、女性教諭は業務をめぐる行き違いで上司の男性教諭と関係が悪化します。
その後6月の職員会議で、男性教諭が女性教諭に対して業務報告の不備を執拗に指摘し、女性は涙を流して退席しました。
周囲の教員からは「つるし上げしているようだった」という声も上がりました。
女性教諭の手帳には、男性教諭から受け取ったメモが残されていました。このメモによって女性教諭は、更に精神的に追い詰められます。
「先生の仕事の後始末をするのはもうたくさんです」「不愉快ですので教務部会にも出ないでください」
母親「学校の先生なのにそんなことやるの、と私は言った時がありましたね。お母さんは性善説だからと」
教頭ら管理職にパワハラについて報告したものの、改善されませんでした。
手帳には、10月23日までの授業のスケジュールも記されていましたが、女性教諭は命を絶ちました。
宮城県教育委員会は、2024年に出した報告書で男性教諭の行為がパワハラと認定し、校長や教頭についても「指導や情報共有を怠り重大な過失があった」と結論付けました。
両親は調査や事実認定に不十分な点があると指摘していて、娘に何が起きたのか、なぜ防ぐことができなかったのか裁判で真実を明らかにしたいと訴えます。
父親「原因がどこにあって二度としないということが明らかにならなければ、娘の尊厳は回復したとは思ってないので、尊厳を回復したい。真実を本当のことを明らかにしてくれと」
上司からのパワハラで自殺
…県立高校の女性教諭の両親と県が争う裁判始まる 宮城
2026年6月23日(火) 18:28 ミヤギテレビ
上司からのパワハラが原因で自殺した県立高校の女性教諭の両親が宮城県に対しおよそ1億円の賠償を求めた裁判が始まりました。
訴えを起こしたのは6年前に自殺した石巻西高校の30代の女性教諭の両親です。
訴状によりますと、女性教諭は上司にあたる当時50代の男性教諭から「仕事は一切任せません」と書かれた手紙を渡されるなどのパワハラをきっかけに自殺しました。
県教委の報告書でも手紙が自殺の大きな要因になったとして公務災害を認定しています。
両親は県に対し、約1億円の損害賠償を求めていて、23日の第1回口頭弁論で父親は「娘は生徒への責任から、半年以上にもわたるいじめに耐えていました」と述べました。
原告側は男性教諭に指導を徹底しなかった教頭もパワハラに加担する不法行為にあたると主張。
また県教委の報告書も女性教諭に人格的な問題があったかのように記載され、精神的苦痛を強いられたとしています。
一方、県側はパワハラがあった事実は争わないものの、教頭の不法行為については「根拠を確認できない」として争う構えです。
母親
「娘は学校が大好きで生徒が大好きでお仕事が大好きで、学校に行くことが楽しみでした。パワハラがないということが大切なことであるとは思うんですけれども、学校の先生方が働きやすい職場になって欲しいと思います」
次回は9月8日に県側の反論などを踏まえた争点の整理が進められる予定です。
同僚からのパワハラで女性教師が自殺 両親が県に損害賠償求め提訴
裁判が仙台で始まる
2026年6月23日(火) 19:50 仙台放送
2020年、県立高校に勤務していた当時30代の女性教師が自殺したのは、同僚の男性教師からのパワーハラスメントが原因だとして、女性教師の両親が県に損害賠償などを求めた裁判が仙台地裁で始まりました。両親は事実の解明や再発防止策の策定を求めています。
訴えを起こしたのは、亡くなった女性教師の両親です。
訴状などによりますと、女性教師は2020年、石巻西高校に勤務していた際、同僚の当時59歳の男性教師から、「仕事は一切お願いしません。会議には出ないでください」などと書かれたメモを机に置かれるなどの執拗なパワーハラスメントを受け、自殺しました。
県は男性教師のパワーハラスメントを認定し、当時の基準などに基づき、「停職3カ月」の懲戒処分としましたが、この問題を受けて「免職」の規定が追加されました。
去年7月、県の調査報告書が両親に提出されましたが、「真実が明らかになっていない」などとして、両親は県を相手に訴えを起こしました。
訴えでは、県に総額およそ1億円の損害賠償や、管理職の立場で男性教師に対して聞き取りや指導を行わなかったとして、当時の校長や教頭の法的責任についても言及しています。
23日、仙台地裁で開かれた第一回口頭弁論で、父親は「また教育現場で二度とこのような悲惨な事故が起こらないことを切に願います」と意見陳述し、事実を解明した上で第三者委員会の設置を含めた再発防止策の策定を求めました。
県は調査報告書で認定していたパワーハラスメントについては争わない姿勢を示した一方で、校長や教頭の法的責任については「負担を軽減するための具体的な措置を講じている」などとして訴えの棄却を求めました。
女性教師の父親
「誠実な対応をしてほしいと思っています」
女性教師の母親
「学校の先生方が働きやすい職場になってほしいと思います」
次の裁判は9月8日に開かれる予定です。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ4月13日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「娘の尊厳傷つけられたまま」パワハラ原因で自殺した女性教諭の遺族 宮城県に約1億円の損害賠償求め提訴「管理職も対応怠った」
これの続報です。
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