山口・長門市議パワハラ問題、処遇を協議 背景に「過度な忖度」
2026年6月17日(水) 9:45 毎日新聞(松尾雅也)
山口県長門市の林哲也市議(63)が、市の課長にパワハラをしたとされる問題で、市議会は16日、政治倫理審査会(政倫審)を開き、市議会の調査結果などでパワハラと認定された林市議、南野信郎議長のほか、岩藤睦子副議長の3人の処遇について協議を始めた。
この日、政倫審の会長に田村大治郎議員、副会長に綾城美佳議員を選出。6月定例議会が閉会する7月3日までに市議会議員政治倫理条例に抵触しているかを判断する。
12日に公表された市議会の調査特別委員会の報告書では、林市議と南野議長の対応をパワハラと認定。その場に同席した岩藤副議長は認定しなかった。パワハラの背景に「議会内の自浄能力の欠如と組織風土」を挙げ、「問題への対応を避ける組織風土の背景には、多選・年長議員に対する過度な忖度(そんたく)や報復への懸念が存在していた」と結論づけた。
政倫審後、田村会長は毎日新聞の取材に「被害職員の方にも市民にも納得していただけるような対処を決めたい」と述べた。
審査結果は7月3日に公表する予定。また、一連の問題は「市議会全体の責任」として、全議員の報酬を削減する条例改正案の提出も検討する。
職員への行為をパワハラ認定…市議会議員が謝罪
職員と面談した議長・副市長の行為も認定
政治倫理審査会で3人の処分を協議 山口・長門
2026年6月19日(金) 18:35 テレビ山口
職員への行為がパワハラに当たると認定された山口県の長門市議会議員が19日、本会議で謝罪しました。市議会の調査特別委員会は、議員と一緒に職員と面談した議長と副市長の行為もパワハラと認定しています。
本会議で謝罪したのは、長門市議会の林哲也議員です。
長門市議会 林哲也 議員
「被害職員の方に深刻な心理的負担を与え、心身に大きな影響を及ぼす事態を招いたことについて、心より深くおわび申し上げます」
市議会の調査特別委員会がまとめた報告書によると、発端は2025年2月、一般質問を巡る林議員から担当の職員への発言でした。
林議員は電話で「答弁を書いたのは誰か」「市が答えないならガチで行く」「これは脅しじゃないよ」などと発言したということです。
2025年3月の全員協議会では、職員が「電話が鳴ると林議員からではないかと思って怖くて恐れる」「もう会いたくない」などと発言していたことが報告されています。
翌4月には、副市長室で林議員と南野信郎議長、岩藤睦子副議長、大谷恒雄副市長と職員の面談の場が設けられました。
林議員から一部謝罪があった一方で、「顔も見たくない」「電話が鳴ると怖い」という発言を撤回するよう職員に求め、承諾させたということです。
調査特別委員会は、副市長室でのやりとりについて、上位役職者の林議員、南野議長、大谷副市長の3人が職員に1時間を超える説得や誘導を行い、発言の撤回を求めたことはパワハラに該当すると認定しました。
南野議長と大谷副市長は、被害に遭った職員に深くおわび申し上げるとしています。
市議会は、政治倫理審査会で3人の処分を協議しています。
市職員への言動がパワハラと認定された長門市議会議員
倫理条例に抵触するとの認識示す
2026年6月19日(金) 18:37 山口放送
長門市議会議員らの言動が市職員に対するパワハラと認定された問題です。
19日、市議会の政治倫理審査会が開かれ市議3人はいずれも自身の言動が倫理条例に抵触するとの認識を示しました。
19日に開かれた長門市議会の政治倫理審査会ではパワハラ認定された林哲也議員と南野信郎議長、それに認定はされなかったもののパワハラの場となった面談に同席した岩藤睦子副議長が証言しました。
長門市の政治倫理条例は市議会議員が高い倫理観を持って行動するためのルールを定めていて審査会は、議員の言動が条例に抵触するかどうかを調査するために設置されました。
林議員
「1時間を超える面談で職員に重圧をかけた」
「選挙が近かったので謝罪して早く終わりにしたかった」
「当然抵触している」
ハラスメント調査特別委員会の報告書では「多選議員に対する過度な忖度があり、議会内の暗黙の空気が特定議員の横暴を許容した」としています。
南野議長に対しては旧三隅町時代から議員を9期務める林議員の言動を止めることができなかったのかという質問に対し議長は次のように話しました
南野議長
「(林議員に)忖度していたところがあった」
「(条例)に抵触していたと言わざるを得ない」
また、岩藤副議長も倫理条例に抵触すると思うかと問われると「そう思います」と証言しました。
審査会は報告書をまとめ3人の議員が条例に抵触するかどうか今議会中に結論を出す予定です。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ6月12日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼長門市の市議・議長・副市長の言動を「パワハラ」と認定 百条委員会が報告書提出、政治倫理審査会も設置
これの続報です。
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